キングダム743話展開予想考察!|李牧、自責の念から激昂?
李牧、自責の念から激昂?
李牧は今回の戦で完璧な策を立て、準備をして臨んだ結果、圧倒的に有利な状況に持ち込め、このまま正攻法で秦軍を叩き潰せるはずだったわけですが、先の戦で桓騎を取り逃がした事により宜安城は落とされ、肥下を火の海にされ、更にカイネが生死の境を彷徨うという状況を作り出してしまった…
それは桓騎の鬼才によるところが大きいわけですが、余計な被害を出してしまったという責任問題については趙の総大将である李牧に責任があると言えます。
こんなはずじゃなかった…というのは言い訳にもならないわけですし、李牧は目の前でカイネが死にかけている状況の中、それを痛感していると思います。
最早、この場を生き残り戦に勝ったとしても李牧は勝ったとも思えないでしょう…
李牧が桓騎の狙いを両者敗北だと考えたのが妖しくも的中した形になっているんじゃないかとも感じますが、李牧はおそらく自分自身に激しい怒りを覚えているんじゃないかと思います。
桓騎の弱点を見抜いたつもりになっていたり、この戦の負けはあり得ないという油断を生んだのは、李牧が自分の才能に酔い、傲慢になってしまった結果だと、李牧は自分に対する怒りを堪えきれないのではないかと思います。
この上は、自分の手で桓騎を討ち取るしか全ての犠牲に報いる事は出来ないと考えるんじゃないかと思います。
ですから、李牧は攻め込まれて守勢に周るのではなく、自分から桓騎を見つけ出し狩るという動きを見せるのではないでしょうか?
現在、李牧への援軍である青歌軍は飛信隊、楽華隊によって足止めされている状況ですから、援軍はあてにはできない状態で、今の戦力で守勢にまわるよりも攻めた方が勝てる可能性は高い!
しかし、それにはやはり李牧の個人の武勇が多いに関係してくるでしょう…
朱摩を倒したのはフロックではないでしょうしね…