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キングダム什虎の戦いの今後は楚宰相李園の暗躍がカギ|657話以降考察

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キングダム什虎の戦いの今後は楚宰相李園の暗躍がカギ|李園の政治力が秦魏同盟を阻止か?

 

正直、このまま秦魏同盟が成立してしまうと、楚としてはかなり厄介な問題であると感じるはずです。

禍燐はともかく、政治色の強い宰相の李園などは、真剣にそれを阻止したいと感じるはず。

ならば、什虎を守り抜けば、秦魏同盟は成立しないと考えるでしょうが、什虎の将たちは相当強いですが、秦魏連合軍も戦術は呉鳳明、武は謄、蒙武、乱美迫など早々たる面子が攻めてきているわけで、必ず什虎を守り抜ける算段は断たないはずです。

そして禍燐が項翼や白麗を援軍として送り込んだのも、勿論什虎を守り抜かなければならない為の純粋な戦力補強の意味合いもあるでしょうが、禍燐や李園も什虎の将たちへの実力以外の部分、つまりは楚国の為に働く忠誠心に一松尾不安があったからではないでしょうか?

なので楚国としては生え抜きでこれからの将軍である、若手2人項翼に白麗を送り込んだととも考えれます。

禍燐が打った一手はこれで、什虎の戦力に項翼、白麗を送り込めばオーバーキルで相手を壊滅できるだろうと考えていたはずですが、既に現状では、早馬などで禍燐や李園にも魏軍が援軍に来た事は耳に入っていそうですし入っていなくとも近々入るでしょう。そして、楚の情報収集能力を持ってすれば、秦魏同盟が什虎を魏に明け渡すという事を条件として成立するかもしれないという事も知るでしょう。

そこで李園は、持ち前の政治力を使い、戦場以外の所からこれを阻止しようと動きそうな気がします。

どういう手段に出るかはわからないですが、魏軍を裏切らせるために魏王に何か持ちかけるのではないでしょうか?

それこそ今呉鳳明を引きかえさせれば、什虎城以上の土産を提供するというような外交戦略に出てそれがきっかけで、この什虎の戦いは幕となるのではないでしょうか?

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