【鬼滅の刃172話考察】玄弥が黒死牟の刀を食べた事|炭治郎の導き
炭治郎の導き
炭治郎は玄弥に弱者が鬼狩りに貢献するための心構えと方法について持論を話して聞かせていたようですな。
玄弥は全集中の呼吸を使えず、自分は弱者で守りたいものを守る力がないというコンプレックスを抱えているようですが、それを察した炭治郎が自分の体験をもとに生み出した玄弥に語った持論はなかなか的を射たものだと感じます。
いかなる強者であろうと、多数を相手にその全ての動きを把握する事はできないでしょう。
また、把握できる範囲が限られる故に、危険の大きいもの、つまり強い敵に集中せざるを得なくなります。
黒死牟の場合、その性格から殊に弱者に対する警戒心は緩くなりそうです。
強者から見れば圧倒的に実力が下であるものはいつでも対処できると考えがちだからですな。
現在、黒死牟は柱三人を相手に回して圧倒していますが、玄弥に対してはまったく警戒していないように思えます。
しかし、そう見えるだけで実は『見て』いるのかも知れない!
単に奇襲が成功して形成逆転にはなりそうな気がしないんですよね…
黒死牟はそんな甘くないような気がします…
しかし、炭治郎の持論のなかで気になるのが『予想外の動きで壁を打ち破る』というフレーズなんですよね。