【鬼滅の刃考察】童磨を溶かす毒はしのぶの策略?毒は自分自身?|藤の花の毒
藤の花の毒
鬼と人間は違う生き物だと言えるでしょう。
しかし、毒というものはほとんどの生き物に対し、差異はあれども健康被害をもたらすものであるはずです。
毒のスペシャリストとも呼べる胡蝶しのぶは様々な毒を用いて童磨に挑みましたが、毒を中和する術に優れる童磨はそれら全てを制してしまいました。
この事から、鬼は毒に強いと言えますな。
しかし、鬼には苦手なものがありますよね?
藤の花ですな。
これは実際にしのぶの鬼殺しの毒には含まれていると思われます。
しかし、藤の花は多量に摂取すれば人間にも健康被害をもたらす毒性があります。
甲塚思うに、しのぶは毒を調合したりする際には、直接に触れるでしょうし、自分の身体を使ったちょっとした人体実験を試みた可能性も考えられます。
特性を知らないと武器としては信用なりませんからね。
しのぶの性格上他人を犠牲にする事もしないでしょうし。
また、しのぶが故意に藤の花の毒を体内に蓄積させてきた可能性も考えられます。
いつか童磨に出会った時には確実に殺せるようにと…
まあ、確実性を問うなら刀や鞘と他のアイテムに毒を塗ったり染み込ませたりするよりは己の肉体や血液…
自分が破れた際に鬼の血肉となるだろう自身が毒そのものになれば、確実性は飛躍的にも高まるでしょうね…
しのぶがカナヲに語ったのは、自身が毒であり、童磨に取り込まれたならおそらくこのくらいの時間で効果が現れるはずであるから、カナヲはその機を逃さずに童磨を討ち取るようにという内容であったのかも知れない…