鬼滅の刃14巻ネタバレ!内容に感想と考察|無一郎、覚醒!勝利!
無一郎、覚醒!勝利!
水の牢獄から抜け出た無一郎は再び玉壺と対決!
無一郎は10で両親を、11で双子の兄を失い、現在は天涯孤独…
しかし、彼の胸の中からは家族からの愛情は失われていません。
人の役に立つ事は、巡り巡って自分の役に立つ…
父からの教えを愚直に実行する無一郎…
無一郎の無は無意味の無でも、無能の無でもない…
無限の無!
だれかの命や幸せを守るために命をかけると腹を決めた瞬間、無一郎はすでに玉壺に買勝っていたのかも知れない…
日の呼吸の一族出身である無一郎に痣が浮かぶ…
玉壺は脱皮し、更にパワーアップしますが、無一郎はそれを虚しげには眺める…
そして圧勝…!
無一郎の無機質な瞳が彼と玉壺の実力差を証明しているかのように見えます。
これが柱の真の実力!
蜜璃見参!
半天狗の猛攻に絶対絶命の炭治郎と玄弥でしたが、そこに恋柱・甘露寺蜜璃が助太刀に参上!
曲者揃いの柱達の中でも蜜璃はかなり安心できる性格であるようです。
蜜璃の愛刀はどのようにして作られたのか、ムチのようにしなる刀身を持っています。
ファンタジー物で稀に登場するガリアンソードや、『ベルセルク』のシラット様が使うウルミンみたいな武器ですな!
しかし、蜜璃は迂闊にも半天狗の分裂体が放った音波か衝撃波のような攻撃の直撃を受けてしまう。
しかし、この直撃を受け肉の形を保っているのは異常な事のようです。
その鋼の肉体の秘密がこれ!
時々、かなりスマートな体型であっても、常人より優れた筋力を持つ人間はいますよね?
蜜璃はその最たるもののでようで、筋力は常人の8倍…
身体能力だけなら、柱中随一とも思われますな。
また、女性である彼女はそれによって辛い事も多かったようです。
しかし蜜璃は己の特異体質に女性として少しコンプレックスに感じてはいるようですが、それ以上に『自分らしさ』として認識しているようです。
自分にはその能力があるのだから、性別など気にせず、この能力を人の為に役立てよう!
それが、自分である!
甲塚、蜜璃のこの考え方、かなり好きです!
自分の能力が人の役に立つのなら、コンプレックスなど些細な問題であり、また、役に立つ事によって周りは自分を必要だと感じてくれるはずです!
甲塚も人の役に立てるなら、出し惜しみせずに己の能力を出し切っていきたいな、と感じてしまいました!