【鬼滅の刃196話内容に考察】禰豆子が人間に戻った事|禰豆子は心を閉ざしていた?
禰豆子は心を閉ざしていた?
禰豆子は鬼になってから自我が希薄になっていました。
精神的にも退行していたようですが、これは鬼化はあまり関係なく、心因性によるものだったのでは?
頼りとする炭治郎が不在の中、一夜にして家族を殺されたというショックは、一人の少女の心を壊すには十分過ぎると言えるでしょう。
家族が殺され、自分も得体の知れない存在となり死に損なってしまった…
その現実に真正面から対峙できずに、見たくない思い出したくない記憶を霧の中に包み精神をぼんやりさせることによって本当に心が壊れるのを防ぐ…
これは人間が意図的に行える事でなく、禰豆子の心が無意識的にそういう防衛手段を実行したという事かも知れない…
しかし、禰豆子は自分の名前と共に、霧の中に包んでいた忌まわしい記憶と直接対峙せねばならなくなった…