【鬼滅の刃190話以降考察】無惨は青い彼岸花を黄泉竈食ひして鬼になった?|青い彼岸花は『黄泉竈食ひ』?
青い彼岸花は『黄泉竈食ひ』?
世界中の神話や伝説で
『あの世の食べ物を食べてしまうとあの世から離れられなくなる』
という概念が語られています。
日本においては、イザナギ・イザナミの黄泉の国のエピソードから『黄泉竈食ひ』と呼ばれているものです。
日本では死者の国は黄泉の国であり、『黄泉竈食ひ』とは黄泉の国で『竈』つまり煮炊きした食べ物を『食ひ』する事によって、あの世に束縛されてしまうとなっています。
甲塚はこれまで度々、
『この世で1000年も探し続けて見当たらない青い彼岸花は、黄泉の国の植物ではないのか?』
という内容を記事に書いていますが、もしそうであるなら、無惨はこの世にありながら黄泉の国の食べ物を口にしてしまっているという事になります。
彼岸花は毒素を抜くと食用にもなるらしいんですよね…
また、『黄泉竈食ひ』に『竈』という文字が入っている事が興味深い…
しかし、そう考えると、薬を作った医師はどういう意図で青い彼岸花を薬の材料に使ったのか?
仮にも他人の生命をあずかる医師が、何の根拠もなく直感などで効果があると薬の材料に使うとは考えづらい…
甲塚的には、あの医師が誰かから教えられたか、何かの文献で読んだか…
文献があるのなら、無惨なら見つけだしているだろうと感じますな…
もしかすると、あの医師本人が普通の人間ではなく、あの世に由来する人物であるのかもしれない…
甲塚的には、そのヒントが『ヒノカミ神楽』に隠されているように感じられます。
『神楽』とは、ただの『舞い』ではなく、神話のワンシーンなんかを『舞い』で表現し、神に奉納するものですから…