【鬼滅の刃186話考察】太陽の神様は八咫烏と関係?痣は太陽の黒点?|太陽の神様と八咫烏
太陽の神様と八咫烏
古代、人間は太陽の黒点を太陽に住む生き物だと考えていたようです。
日本神話に登場する八咫烏もその類のものです。
八咫烏は神武天皇を大和の橿原まで案内した事で知られていますが、太陽の化身としての側面もあります。
八咫烏は3本足の鴉とされていますが、その3本足には意味があり、神と自然と人は太陽から生まれた兄弟のような存在である事を意味しているそうです。
ここで繋がるのが、186話での縁壱の言葉です。
『この世はありとあらゆるものが美しい、この世に生まれ落ちることができただけで幸福だと思う』
『私の夢は家族と静かに暮らすことだった。小さな家がいい、布団を並べて眠りたい。愛する人の顔が見える距離。手を伸ばせばすぐに繋げる、届く距離…それだけでよかったのに…そんなことすら叶わない…鬼が、この美しい世界に存在しているために』
神と自然と人…
そこに鬼の存在はありません。
太陽が神を、神が世界を作ったなら、鬼は何から生れたのか?
『自分が命より大切に思っているものでも、他人は容易く踏みつけにできるのだ』
という縁壱のセリフから、鬼は元々人間でしたので、人の悪しき部分が鬼を作ったのかも知れない…
少なくとも、鬼は太陽が弱点であるので太陽から生まれたものではない…
よって、鬼は太陽と自然と人という兄弟にとって敵対するものであると考えるのが妥当です。
鬼殺隊には鎹鴉という伝達役が存在しますが、鴉が人間の言葉を話すという事は不自然ですよね?
訓練したらそうなるのか?
甲塚はもしかしたら、ヒノカミの正体は八咫烏なのかも知れないと感じます。
ヒノカミが八咫烏なら、鎹鴉はその眷属…
鬼と戦う人間に眷属を協力させるのは自然だと思えます。
また、鬼殺隊の隊服が黒である事…
炭治郎の日輪刀の色が黒いというのも、太陽の化身でありながら漆黒の身体を持つ八咫烏に関係しているのかも知れません…