呪術廻戦149話ネタバレ!真依が真希が一つに!|アンタは私、私はアンタ
アンタは私、私はアンタ
扇が去った後…
真依は、意識を失ったらしい真希の心音を確認すると、無数の呪霊達に囲まれ、いつ襲いかかってくるかわからない中、
いつかこうなると思っていた…最悪…
と呟きながら、真希と唇を重ねる…
真依の術式が発動?
真希が目覚めると、そこは浜辺だった…
隣にいる真依が唐突にぶっきらぼうに話をはじめる…
私の術式はもう大体わかってるでしょ
でも、大きい物とか複雑な物は作れない…
父親に斬られた傷もあるし、これを作ったら私は死ぬから…
じゃあね、あとは『一人』で頑張んなさい…
そう言うと真依は歩いて海に入って行こうとする…
無論、真希は真依を止め、とにかく戻って来いと言うが、真依に全くその気はなく…
私、随分前から分かってたのよ…
何で呪術師にとって双子が凶兆か…
何かを得るには何かを差し出さねばならないのは『縛り』だけの話ではなく、痛い目を見て強くなるのと理屈は同じで道理…
しかし、双子の場合はそう言う利害がいちいち成立しない。
なぜなら、一卵性双生児は呪術では『同一人物』だと見なされるから…
つまり…
アンタは私で私はアンタ…
アンタが血反吐を吐いて努力して強くなりたいと願っても、私が強くなんてなりたくないから意味がない…
アンタが術式持っていなくて、私が持ってちゃ意味ないのよ…
私がいる限り、真希、アンタは一生半端者なの…
真希はもう分かったから、とにかく戻れと叫びますが、真依は迷いのない眼差しで…
これだけは置いてくわ、他は捨てなさい…
呪力も何もかも、私が持っていってあげるから…
と、何かを差し出す…
真希はその手を掴んで引き戻そうとするが、真依はそれを拒み、手を振り払うが、真希の手に何かを握らせる…
それは小さな枝?
呪具でしょうか?
そして真希と真依は幼い頃の姿になり…
全部壊して…
全部だからね、お姉ちゃん!
と、自分が作り出したものだろうそれを託して、おそらく死亡したのだと思います。
しかし、単なる死ではなく、あれを生み出し、託す事で姉の足りないものを補完した…
一つになったのだと考えたいですね!
再び目覚めた真希は最早抜け殻となったなった妹に起きてと呼びかけるが、無論、返事はない…
代わりに、おそらく真依から手渡されものが実体化した呪具だと思われる刀を握っています。
そして、真希の周りは無数の呪霊達に囲まれていた…