呪術廻戦145ネタバレ!敵の名は羂索!|護衛要の理由と羂索の目的
護衛要の理由と羂索の目的
天元様は諸々の突っ込みのアンサーとして、まず羂索について語り始める。
羂索の目的は日本全土を対象とした人類への進化の強制であるという。
伏黒はそれは聞きましたが、具体的に何をするつもりなのかを聞きたい…
羂索は何故あの時に天元様の結界を利用し、無為転変で日本全土を全員術師にしなかったのかと尋ねます。
天元様はそれをやるには単純に呪力不足であり、『うずまき』で精製した呪力は術師に還元できない。
術式で一人一人に進化を促すのはあまりに非効率的…
羂索が取る進化の手段は、人類と天元様の同化であると天元様は答える。
虎杖は星漿体について言及しようとしますが、星漿体というワードが出てこず、伏黒が代わりに同化は星漿体にしかできないハズだと口にする。
天元様は11年前の自分ならそうだったが、そこから進化を始めた今の自分なら、星漿体以外のものと同化できなくもないと答える。
しかし、脹相が
『オマエは一人だろう…どうやって複数の人間と同化するんた?』
と尋ねる。
天元様はそれについて、進化した自分の魂は至る所にあり、先ほど言ったように天地そのものが自分の自我になっていると説明し、さらに自分と同化した人間は術師という壁すら超える…
今の天元様のように、そこにいてそこにいない、新しい存在の形になると付け加える。
自分には結界術があったから進化後も形と理性を保てているが、もし人類が進化し、その内の一人でも『暴走』を始めたら世界は終わりだとも言及する。
九十九は世界が終わるとはどういう事かと尋ねる。
天元様は『個』としての境界がないのだから、『悪意』の伝播は一瞬にしておこる…
日本人口およそ一億人分の穢れが世界に流れ出る事になる…
先の東京で起こった事が世界規模で再現される事になるのだと答える…
虎杖はなんでそんな事をする必要があるのかと尋ねますが、天元様は人の心はわからないと答える。
真希は、しかしそれは天元様が同化を拒否する事で回避できるのではないかと質問する。
天元様はそこが問題なんだと説明を始める。
進化を果たした天元様は、存在の組成としては人間よりも呪霊に近い…
自分は、呪霊操術の対象になるのだと…
その事実に全員が戦慄をおぼえる!
これで護衛が必要な意味が理解できました!
また、天元様は羂索の実力を考慮すると、接触した時点で取り込まれてしまう可能性が高い…
故に、今は薨星宮を閉じ、全てを拒絶しているのだと…
乙骨は全てを拒絶した上で尚護衛が必要なほどその可能性は高いんですねと尋ね、天元様はそれを肯定し、羂索は自分に継ぐ結界術の使い手であり、薨星宮の封印がいつ解かれるかわからない状態だという。
九十九は羂索は何故、今それをやるのかと尋ねます。
星漿体との同化を阻止…
天元様を進化させ…
呪霊操術で取り込み、操る…
羂索は宿儺とも関わりがあるようだが、少なくとも千年は術師をやっているだろう存在…
そんな羂索が何故、今この時代のこの時にそんな事をするのかと尋ねる。
天元様は答える。
自分、星漿体、六眼…
これらは全て因果で繋がっている…
羂索は過去に二度、六眼の術師に敗れているが、二度目の羂索は徹底しており、星漿体も六眼も全て生後一月以内に抹殺していた。
それでも同化当日に六眼と星漿体は現れた!
(そういう因果にあるという事?運命は変わらないという事?)
その後、羂索は方針を変え、六眼は抹殺ではなく封印する事にし、獄門疆の捜索を開始した。
六眼持ちは同時に二人は現れない事になっているから…
しかし、11年前に予期せぬ事が起こった…禪院甚爾の介入!
天与呪縛によるフィジカルギフテッド、そのなかでも得意な完全に呪力から脱却した存在…
呪縛の力で『因果』の外に出た甚爾が、自分達の運命を破壊してしまった!!
そしてそこには呪霊操術を持つ『少年』がいた…
甚爾の介入により、意図せずに獄門疆以外の全てのピースが揃ってしまった!
そして六年前にその獄門疆も羂索の手に渡ってしまった…
伏黒はじゃあ何故羂索は目的を果たす前に死滅回游みたいなものをする必要があるのかとたずねますが、天元様は同化前の慣らしだよ、と答える。
星漿体以外との同化は不可能ではないが、現時点では高確率で不完全なものになるだろう…
死滅回游は、プレイヤーの呪力と結界と結界で結んだ境界を使って、この国の人間を『彼岸』へと渡す儀式だ…
その儀式を慣らしとして自分との同化を始めるだろう…
だが、これだけの儀式を成立させるためには羂索自身も縛りを持っているはず…
その縛りの一つとして羂索はゲームマスターではない…
だがそれは虎杖達に不利に働くという。
羂索を殺しても死滅回游は終わらないから…
プレイヤーが全員死ぬか、プレイヤーが全員参加を拒否して死ぬかしないと死滅回游は終わらない…
死滅回游のルールにある『永続』は、あくまで儀式を終わらせないための保険…
それを受けて乙骨と伏黒は…
6.プレイヤーは自身にかけられたポイントを除いた100ポイントを消費する事でゲームマスターと交渉し、死滅回游にルールを一つ追加できる
このルールを利用し、自分達も死滅回游に参加して津美紀やゲームに消極的な人が抜けられるルールを追加するしか道はない。
五条悟がいれば全てカタがつくのだから、彼の解放も平行して行いべきだと伏黒はいう。
虎杖は天元様に獄門疆の解き方を聞こうとしますが、天元様に先に誰が残るか決めてくれというのだった…