呪術廻戦142話ネタバレ!超新星炸裂!脹相と直哉|兄弟を愛せぬ者
兄弟を愛せぬ者
丸腰で打撃攻撃のみと思っていた直哉だったが、しぶとい脹相をはやく仕留めたい為に仕込んでいた小刀を使った!
赤血操術を使う脹相ならば止血はお手のものだろうが、止血に気を回しながら、どこまで自分とやりあえるか試してみようと直哉はいう。
赤鱗躍動で一瞬希望を持たせてから、また突き放す…
戦略的には非常に有効なやり方で、直哉はやはりかなりの修羅場経験ありと確信させられます。
脹相は用意がいいなと呟きます。
直哉はそれに対して、得物を使うのはぶっちゃけダサいと思っているので内緒にしておいてくれと言う。
直哉は語る…
術師が得物を持ち歩くのは、それがないと勝てないという事になる。
それを恥と考える奴は意外と少なくない。
しかし、自分の兄達はブラブラと腰に得物をぶら下げてみっともない。
よくあれで甚爾君の事をやいやいと言えるものだと…
脹相はそれを聞き、兄弟が嫌いなんだなと尋ねる。
直哉はハッキリと嫌いだと答える。
弟よりデキの悪い兄など居る意味がない。
首を括って死ねばいいと…
脹相はそれにまた言葉を返す。
その兄弟達のおかげで、今のお前があるかもしれんぞ、と…
直哉は明らかに嫌悪感を顔に出して
『めっちゃキショい』
『ドン引きや』
と脹相の言葉を否定するが、脹は続ける。
出来が良かろうと悪かろうと兄は弟の手本なんだ…
兄が道を誤ったなら弟はその道を避ければいい…
兄が正道を歩んだなら弟は後をついてくればいい…
お前が強いのはお前の兄が弱いおかげだったらどうする?
何故俺がしぶといのか聞いたな?
教えてやる。
俺には手本がない…
何度も何度も道を間違える…
それでも弟の前を歩き続けねばならん…
だから俺は強いんだ!!
脹相の腹部からは滝のように尋常ではない量の血液が流れ出る!!
その血液は超小規模な津波のように直哉に迫る!
直哉は脹相の出血量を見て、何故脹相が生きていられるのか理解できないが…
九相図は呪霊と人間の混血…
呪力を血液へと変換できる特異体質…
呪力が枯渇しない限り失血死することはないのだ!
脹相は大量の血液を操作し、直哉を飲み込もうとする!
無論、直哉はそれを楽々と回避するが、それにより距離をとらされた上に脹相の姿を見失ってしまい、焦りを感じる!
直哉は自分の戦闘スタイルと勝ちパターンを完全に崩されてしまったみたいですね!