ほんとにあった怖い話2018葵わかなさん主演姿見の感想に考察|女の霊
女の霊の正体
姿見から現れた女の霊(?)…
黒い喪服のような着物を着て、頭部を黒く四角い囲いで隠した出で立ち。
あれがドラマの演出であるならよいのですが、もし体験者本人の証言を正確に表現したものであるなら、かなり気味が悪いですよね?
先にも書いたように、どうしても意図的に呪術として姿見を作ったような気にさせられます。
下先生はあの女の霊を生き霊だと表現しておられましたが、誰の生き霊であるかは名言しておられませんでした。
普通に考えれば、萌絵に対する妬みから藤本の生き霊だと考えられますが…
私が考えるに、あれは元の姿見の持ち主、つまり姿見を作った存在ではないかと…
合わせ鏡の姿見を作り、生きたままその四次元世界の住人となったのが、あの女…
死んだわけではなく、存在の仕方が変わっただけなのでいきている、だから生き霊…
下先生がおっしゃった生き霊とは、そんな意味ではないかと…
藤本は一体…?
藤本は萌絵に悪意を持って姿見を送った、これは確実ですね。
しかし、悪意を持って送ったのなら、この姿見がどんなものであるかを知っていたわけになりますよね?
なら、ふた通りの事が考えられます。
①藤本が合わせ鏡の姿見を作った
②藤本はどうにかして合わせ鏡の姿見を手に入れた
①なら、あの女の正体も藤本という事になり、一応は解決という事になりますかね。
しかし、それなら、藤本はどうやって合わせ鏡の姿見の効力や作り方を知ったのか?
もし偶然できてしまったものとしても、それが萌絵に対してなんらかのマイナスになるものかなんてことはわかりませんしね…
何かで作り方を知って、実際それを作ってみた、それを萌絵に送ってみたら一応の効果はでて満足したが、その副作用というか、呪詛返し的な事によって藤本もおかしくなっていったんでしょうか?
②もまた興味深いですな。
ネットや何やらで購入したものか、また、藤本の家に伝わるものであった可能性もあります。
家に伝わるものであったなら、藤本の家柄にも何か呪術的要素を感じてしまいますね。
どう考えても、藤本はその姿見がどんなものであったかを知っていたはずです。
また、その副作用、呪詛返しがあることも知っていたんじゃないでしょうか?
それを知っているにも関わらず萌絵に送ったと考えると、藤本の狂気が感じられて非常に恐ろしく思います。
ドッペルゲンガー
藤本は音信不通になる前にドッペルゲンガーのような存在を目撃されています。
藤本がデートを凄い剣幕で否定したということは、それをすでに知っていたからでしょう。
すでにバイト先以外の他者から話を聞いていたとか、先にも述べたように呪詛返しとしてそれが起こる事を知っていたが、信じる事も認める事も嫌だったので全力で否定したのか…
ドッペルゲンガーはその人間の死期が近い時によく出現するようですが、下先生は霊はよく分身のようなものを作るともおっしゃっていました。
しかし、人間が自分の意思で制御できない分身を作る事をするのでしょうか?
私的には、それは自分の意思で作るのではなく、本体である自分が、自分が持つ色んな側面を統合しきれない程精神的に、霊的に疲弊した結果生まれるものではないかとも思うのです。
萌絵は音信不通となってから夜道で藤本と遭遇し、声をかけましたが、その藤本は消えてしまいました。
あの藤本が萌絵に姿見を送った藤本であるなら、声をかけられて消えてしまったのは非常に心配ですね。
藤本の身に最悪の結果が訪れてしまった証なのかも知れません。
また、最期には萌絵のドッペルゲンガーの目撃談も出ていました。
すると、萌絵も近い将来に藤本と同じようになってしまう可能性がありますね。
萌絵は完全に被害者であるはずですが、どうにかならないもんなんでしょうかね?
まとめ
下先生は、萌絵が処分したという姿見の事を気にしておられました。
どうにか供養なり、呪いを解くなりして、キチンと処分されていたならよいのですが、そのまま粗大ゴミとして処分されたなら、どこからどうして、また別の人の手に渡るかも知れません。
これは私も心配するところなんですが、しっかり、キチンと処分されている事を祈るばかりです。
こういう話って、本当に後味が悪いですよね…
この記事でのご紹介は以上になります。
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