僕のヒーローアカデミア398話ネタバレ!|平和の象徴
平和の象徴
オールマイトの回想…前回、オールマイトこと八木俊典とOFA7代目こと志村菜奈の出会いが描かれていましたが、今回の冒頭にも描かれたように八木俊典は自ら志村菜奈に弟子入りを志願していたようですね…
前回、八木は棒っ切れを振り回して戦おうとしたところを志村に救われたわけですが、弟子入りを志願しても志村は八木が無個性である事から無理だと断り、八木は棒っ切れで自分の半径3メートルの世界を守れと言われてしまいます。
八木は家族は昔殺されたと弟子入りを願う理由を口にしますが、志村はそれは復讐心からであると受け止め、他人の復讐に付き合う暇は無いとも言われてしまう…
しかし、八木俊典は続ける…
八木は己の復讐心を語ったわけではなく、奪った者が得をする世の中が、奪われた人の悲しみが憎悪に変換される螺旋が許せないのだという…
志村はそれが許せないからって、それをどうしようというんだと振り返りますが、それを語る八木の表情を見てちゃんと話を聞く気になったようです。
八木は、皆が笑って暮らせる世の中にしたい、その為には象徴が必要だという…
志村が何の象徴だと尋ねると、八木は『平和の』と答える。
皆が笑って暮らせるには、皆から絶対的な信頼を集める、それがいれば大丈夫だというような平和の象徴が必要なんだという意味だと思います。
悪意により荒れ果てた街にどれだけ建物を生やして復興したように見せたとしても、人の心は依然怯えたままであり、心は闇に囚われたままでいる…
皆には、何があろうとも信じられる存在が必要だと八木俊典は考えていたんですね!
信じられる存在とは、どんな災厄が襲って来ようとも、それから絶対に皆を守ってくれる存在を指すでしょう。
志村は、それは力をひけらかせという事かと八木に尋ねますが、八木は皆半径3メートルで手一杯…
だから私がやるんです、無個性の人間である自分には役割が無いからと答える…
これはどういう意味かと考えるに、八木は平和の承知は誰でもいいのだと考えていたのだと思いますね…
しかし、それになろうにもそれになれる実際の個性と覚悟が必要であり、自分にはその覚悟はあるが力が無い、だから与えて欲しいのだと志村に願い出たという感じでいいのかな?
また、そういう気持ちを持っている人間も少なくないという考えも持っていたんじゃないかと思いますが、八木はこれを運命の出会いであると直感したんでしょうね!
だから、絶対に志村は弟子にしてくれるという確信があったんじゃないかと思います。
自分が平和の象徴にならんとする思い、それがオールマイトのオリジンだったようですね!
そして今…