僕のヒーローアカデミア395話ネタバレ!|欲しいものをあげられる存在
欲しいものをあげられる存在
トガヒミコはお茶子に、あなたはヒーローらしく、ただ敵を捕まえるだけに良かったのに…ただ異常者を排除するだけで良かったのに余計な事を考えて…ポロポロと涙をこぼし、お茶子は変だと笑います…
お茶子も、あなたこそこんな事をして変だと輸血を止めようとしますが、トガヒミコは私は『好き』に生きるのと言い返します。
これは自分が好きにやっているだけのことだし、だから、あなたに捕まってあげられないという…
捕まって生き延びるのではなく、好きなもののために自分の命を使うという意味なんでしょう…
また、トガヒミコは刺してたり怒鳴ったりした事をお茶子に謝りつつ、更に想いを語ります。
燈矢が自分の実家を燃やしてくれた…
嫌な思い出がいっぱいつまった実家を無かった事にしてくれた…
しかし、無くなっても心には残り続けるという…
しかし、お茶子の事は無かった事にはしなかった…
それは痛くて辛いが、触れられた時には心がフワッと楽になったという…
トガヒミコはお茶子に本当に嬉しかったと純粋な感謝の気持ちを言葉にします。
二人とも涙でグシャグシャになっていますが、これは決別を感じる状況の中で寂しさや悲しみも含みつつ、それでいて大半が喜びの感情から流る涙なんでしょうね…
トガヒミコは血を飲み干したくなるくらいに、血をあげたくなるようなお茶子のような人ともっと早くに出会えていたら、世界はもっと生きやすかったのかなと感じているようです。
自分が欲しいものを他人にあげられるのは、それ以上ない最高の優しさだと思いますし、それは普通ならあげられないものを他人にあげられる事を意味すると思いますが、トガヒミコは命をお茶子に与えているんですよね…
これがトガヒミコ…渡我被身子という女の子の本質…
彼女が異常者であったのは愛情の大きさが異常だったからであり、更にその愛情の使い方を自分では分からず親や周囲の人々もそれを教える事ができなかった…
おそらくお茶子もそれをトガヒミコに教えられてはいなでしょうが、トガヒミコはお茶子の自分に対する振る舞いを見てその悟りに到達できたのだと思います。
また、お茶子に変身しているとはいえ輸血している血はトガヒミコの血には変わりはないわけですから二人はまさに一心同体になっているのと同じ…
トガヒミコはやはり血を使い果たしてしまったようですが、お茶子の身体にはトガヒミコの命がその意思や想いと共に注がれているわけですから、お茶子は無二の親友としてこの先を生きていく事になるでしょう…
お茶子はおそらく、この戦いの結末の先にある未来にトガヒミコの意思を必ず反映させていくと思います!
あとは出久が死柄木を救えるかどうかですね…
この記事の紹介は以上になります。
最後までお読み頂き誠に有難うございました!
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