僕のヒーローアカデミア388話ネタバレ!|強き母親
強き母親
冷は精神的に弱い人間ではないとは思うのですが、理不尽で身勝手なエンデヴァーの生き方についていけずに精神を病んでしまったようです…
おそらく、これまでも精神的に不安定だったんじゃないかと思いますが、荼毘が生み出す異常な炎を見て、母親としての強さを取り戻したのではないでしょうか?
荼毘の炎の大きさは荼毘の父親に認められたいという欲求の大きさを現すと思いますし、それは悲しみや辛さ、寂しさ、悔しさの現れでもあると思います。
また、おそらくそこにエンデヴァーがいる事も直感しており、このままでは二人が消し飛ぶというのも直感したと思います。
また、多くの人間が巻き添えになるという事も何となく察しているかと思いますが…
冷は母親としてそれを察して、これは絶対に止めないといけないと決意すると共に、夫と息子は命に変えても守ると決意したのだと思います。
冷は雄英ロボに乗り込むと、夏にお姉ちゃんを守ってあげてとい言い残し、雄英ロボにあの炎の中心へ行ってくれと頼む…
雄英ロボは俺たちは人の願いを叶える為に生まれてきたんだぜ、とロボットとは思えないダンディーなセリフを吐いて冷を搬送したようです!
冷は個性で炎熱を冷却しながら夫と息子の元にやってきたようですが、近づけば近づく程に身体は焼け焦げていきます!
おそらく一瞬でも気を抜けば瞬く間に焼け死ぬような状態だと思いますが、燈矢と叫べば喉も焼けるでしょうが、それでも、今にも崩壊爆散しそうな息子の名を呼ばずにいられないし、焼け死のうとも抱きしめずにはいられないでしょう!
個人的にこういうシーンには非常に弱くて見ていられないのですが、例え漫画の中であろうとも、この一人の母親の姿から目を背けてはいけないと思います!
エンデヴァーは冷に焼け死ぬだけだから離れろと叫びますが、冷はあなたと燈矢もそうでしょうと歩みを止めない!
最早、前も見えていないような状況かと思いますが、それでも冷の目には燈矢の姿はしっかりと映っているでしょう…
燈矢の身体は内包する熱に耐えられなくなり、ビキビキとひび割れはじめています。
最早爆発寸前ですが、そんな中でも燈矢は母親がそばにいるのに気づいたようです。
しかし、燈矢は冷の背後を見てうわ言のように夏くん、冬美ちゃんと口にします!