僕のヒーローアカデミア371話ネタバレ！｜迫害の歴史と怒り
迫害の歴史と怒り
障子はスピナーの一撃で大ダメージを受けてしまい、吹き飛ばされます。
それを見ていた口田は障子を案じ名を叫びます。
そこに煽動者がすかさず声を発する！
代弁者の歩みこそ虐げられてきた者の逆襲と勇気であり、今日流れる血が未来の異形に権益をもたらすのだ、代弁者に続けと煽り立てる！
口田はその言葉が腹立たしくて堪らない！
障子は出久達クラスメイトに自分が受けてきた迫害について語っていた…
両親は異形ではなかったようですが、障子が育った村は迫害が酷く、口の傷もそれによってつけられた…
口田や常闇のような都内育ちは教科書でしか知らないような迫害がある地域が残っているのだと…
クラスメイト達はそんな事許せないと憤りますが、障子はそれもいいが、やはり差異といものはあると答える…
峰田はいつか障子にタコと言ってしまった気がすると障子に君悪いという意味じゃなかったんだと泣いて弁解しますが、障子はこの姿からタコを連想するのは当たり前で、ヒーロー名もテンタクル何だから変に気をつかう必要はないと返す。
しかし、この傷跡と異形は意味を強制する事になる…
その復讐者と思われたくないからマスクをしているの…
常闇は障子に対して『強いのだな』と感心しますが、障子は嫌な事は山ほどあったし、忘れる事はないと返す。
それはおそらく、自分が自分であり続ける為…
それを強さと呼ぶなら、強くならざるを得なかったという意味なんでしょうが、障子が更にカッコイイところは…
川で濁流に飲まれた小さな女の子を異形の体によって救えた、その女の子が自分の手に縋り泣いて感謝してくれた事から、嫌な思い出を数えるよりも、たった一つでも、この姿で良かったと思える思い出に縋りたいという思いを持っている事…！
何て強く優しい男なんでしょうか！！
これが本物のヒーローですよね！
しかし、もしかしたら障子がそういう思い出を一つでも得る事ができたのは幸運だったのかも？
それさえ得るチャンスが無かったのが今の暴徒と化した異形達なのかも？
だからこそ、障子は彼らが取り返しのつかない事をする前に止めたいのかも？
クラスメイト達はその話を聞いて障子に飛びつき、その温もりを感じながら、これからも良い思い出をいっぱい作ろうと話したようですが…
百年以上続く柵を一世代で帳消しにできるとは思えないが、先達がやってきたように、自分も世界一カッコいいヒーローになって、良い思い出を次に紡いでいきたいのだと障子はスピナーに挑む！
