僕のヒーローアカデミア370話ネタバレ!|ピナーと煽動者
スピナーと煽動者
プレゼント・マイクはラウドアウトシャウトで異形軍団を吹き飛ばそうとしますが、異形軍団の中から数人が自ら肉の壁として身体を張って仲間達を守ろうとする者達が現れる!
おそらく、元々頑丈な者達や音に対する耐性を持つ者達が行っているのでしょうが、プレゼント・マイクはその団結力に驚愕を隠せない!
また、無論プレゼント・マイクは逆に狙われる立場になってしまいますが、危ない所をアニマこと口田に救われます!
プレゼント・マイクは口田にテンタコルこと障子はどうしたと尋ねますが、口田は戦闘中に逸れて見失っていると答える…
一方、警官隊は必死に戦っていますが、この数はどうやっても裁ききれず、おそらく自分の身を守るのに精一杯という感じ…
増援を望む声が上がりますが、指揮官である課長は増援なんて来るわけないとティザーシールドで押し返せと励ます事しかできない…
課長は、異形達が数が少ないヒーローと警官隊を意図的に分断・孤立させるように動いている事に気づいており、寄せ集めの暴徒達が何故こんなにも統率された動きができるのかと訝しみますが…
異形軍団には、全体の指揮を取り、彼らの感情を饒舌に煽る者がいた!
何やら蜘蛛っぽい感じの異形の男ですが、スピナーの仲間、残党の一人なんでしょうか?
おそらく彼が全体の指揮を執る事で統率された動きが出来ているんじゃないかと思うのですが…
煽動者は『六・六事件』『ジェダの粛清』という過去にあったらしき人間の異形に対する虐殺事件を挙げる…
虐殺に加担した一人の男はその理由を『気味が悪かった』の一言で片付けたと煽動者は言っていますが、その理由は異形からすれば決定的で絶望的な世界に対する拒絶に繋がってしまいますよね…
煽動者はいう…
それらの事件により世界は反省した…
教育により差別は迫害は無くなったように見えるが、『気味が悪かった』と同じ感情は消える事なく未だに迫害は続いている…
どれほど強い光でも全てを照らす事は不可能であり、今ここに集っているのは、その光に照らされなかった者達であり、我々は自分自身で己を照らすのだと!
差別と迫害という闇の存在を光で照らしても、そこにある事は変わらないわけですから、その闇を消してしまうには彼らは戦って勝つしかないと考えているわけですね…
煽動者はそういう照らされなかった者達の魂の叫びを代弁する存在こそがスピナーだと叫びますが、スピナーはやはり何か様子がおかしいようですね…
スピナーはAFOから力を与えられ、戦闘能力は格段にアップしているようですが、自我が曖昧になっており、煽動者の声は聴こえていても、何を言っているのかはわからないような雰囲気…
スピナーは曖昧なまま煽動者に促されて全体に黒霧を奪還しろと叫んでいますが、意志なきカリスマになってしまっており、煽動者に操縦されているように見えます…
やはり、今全体を統率しコントロールしているのは煽動者みたいですね…