僕のヒーローアカデミア351話ネタバレ!|中途半端な人形
中途半端な人形
焦凍達もエンデヴァーと同じ技だと理解するが、あまりに大雑把である事に気づいた飯田は、それには何か意味があるとかんじたのか、一瞬で意図を分析し、これはデコイだと判断したようです!
飯田はそれを伝えようと轟くんと叫びますが、その声は届かない!
エンデヴァーの部下達は焦凍を守り炎熱の太系を掴んで動きを止め、焦凍に反撃できるかと尋ね、焦凍はいけると答えますが、燈矢の姿を見失っている!
燈矢は飯田の判断通りにヘルスパイダーをデコイとし、すでに焦凍の背後に回り込んでいた!
こういう戦術的な面では燈矢は遥か上をいっているような雰囲気ですが、ヘルスパイダーを大雑把にしたのは回避ではなく防ぐしかない状況に持ち込む為でもあったのでしょう…
瞬時に考えた戦術ならば恐ろしくセンスがあると感じさせられますね!
しかし、焦凍に浴びせた一撃はまだ軽いものであり、これも次なる攻撃の布石でしょう!
燈矢は傷に気を取られた焦凍の顔面に強烈なパンチを叩き込み、吹き飛ばす!
燈矢は焦凍に、お前はどんな顔をして怯える市民と一緒に雄英に篭っていられたんだと問う…
吹き飛んだ焦凍に更に連続攻撃を繰り出しながら、お前は厚かましいと叫ぶ!
最高の環境と最適な身体を持って生まれた癖に他に縋り、全てを持って生まれてきながらも、そう在ろうとしなかった!
それが兄から見た弟の生き方であり、兄から見れば弟は軟弱の徒に過ぎないのでしょう…
他の誰も言ってくれないなら、俺が言ってやる!
お前はフラフラとして覚悟もない中途半端な人形だ!
燈矢はまた父の技であるジェットバーンを焦凍に繰り出しながら、『お前は何者にもなれない』と言葉と共に吹き飛ばす!
持たざる者である自分は壮絶な生き方をしてきたと感じている兄から見れば、弟は甘えたお坊ちゃんにしか見えないのでしょうね…