僕のヒーローアカデミア417話感想考察|母子の真実
母子の真実
菜奈と弧太郎また転弧という関係性はすでに明らかにされていましたが、菜奈はその事実は知っていたかも知れないですが、息子と孫に与えた影響…
自分に対する感情とか心の動きまでは知りようが無かった…
しかし、今いる世界はそれがダイレクトに現れる世界なんですよね…
出久と菜奈は華ちゃんが転弧に写真を見せた後、弧太郎から激しく怒られる様子を見ることになりますが、その転弧は真っ黒なシルエットでありながら、出久はそれが死柄木だと直感して助けようと駆け寄りますが、それを拒絶するかのような見えない壁が存在し、近づけない!
何かを変えられるかもしれない状況だけにもどかしいですが、おそらくこれには弧太郎という存在の影響もあるのだろうと思います。
二人分だから、それだけ壁が分厚く硬いみたいな…
弧太郎は転弧に、あれはおばあちゃんじゃなくて子供を捨てた鬼畜だと言い、また、ヒーローというものは他人を助ける為に家族を傷つけるんだと教えています。
菜奈はそれによって全てを…真実を思い知ったようです。
弧太郎はあの写真を大事に持っていたわけではなく、ずっと捨てられなかったのだと悟る…
愛情と同じ分…いや、それは憎さ100倍と言いますし、菜奈には今それが心の傷みとして伝わっているかと思えます。
菜奈は弧太郎はおそらく、まだ自分が迎えに来るのを待っていると感じたのかも知れないですが…
弧太郎が再び転弧を打とうとする直前、出久は壁を押しながら菜奈に向けて志村さんと叫ぶ!
それは、菜奈には今すべき事をわかっているだろうという今だろうと思いますが、菜奈はそれに応えるように壁に触れますが、それにより壁は崩壊し、菜奈は弧太郎に抱きつき、出久は転弧を保護します…
菜奈は弧太郎にお迎えに行けなくてごめんねと謝りますが、それにより弧太郎とともに消えたようです。
おそらくこの弧太郎も死柄木の原点を守る壁であり、今それが菜奈によって消されたからなのか、真っ黒い転弧は徐々に色を取り戻すようにその姿を晒していきます。
しかし、ついに転弧が個性を発現するという場面を迎えてしまうようです。
菜奈は弧太郎の傷は癒せたのかも知れないですが、弧太郎が転弧につけた傷は癒せない…
転弧を救うには、出久が真のヒーローの姿を見せる必要がありそうですね…
また、出久の制服も雄英のではなく学ランに変わっているようですが、これは出久にも何か死柄木から精神を揺さぶられるような事をされる可能性がありそうな気がしますね…
この記事の紹介は以上になります。
最後までお読み頂き誠に有難うございました!
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