僕のヒーローアカデミア413話感想考察｜死柄木の精神の傷
死柄木の精神の傷
死柄木もスターのイメージを見ていたようです…
おそらく今、AFOとOFAは共鳴していている…
よく考えてみたら、死柄木の中にスターの意思が取り込まれた状態になっていておかしくないですよね…
死柄木の中に取り込まれたスターの意思がAFOとOFAの共鳴に干渉してきたという状況だったみたいですね！
だとしたら、オールマイトと死柄木だけでなく、繋がっている全員がスターのイメージを見ている…
前回、二代目はオールマイトらしき存在に何を見るように促されていて、それを見て驚いた二代目は出久にOFAの譲渡を指示していました…
あれはオールマイトじゃなくスターだったという事かな…
死柄木は出久を吹き飛ばしながらスターのイメージから、人が人を助ける限り、英雄の意思をついだ誰かが…消滅して尚も残り火のように影響を受ける…という事を感じとったようです。
それもスターから死柄木へのメッセージだったのか？
吹き飛ばされた出久は地面に激突し動けなくなりますが、死柄木は追撃してこない…
回復しようとする中、出久は二代目にOFAを手放せとはどういう意味かと問いただす！
二代目は出久に落ち着くように諭しながら意味を説明します…
死柄木の中にあった鉛のような黒い塊は奴の怒り、不満などの負の感情が引き寄せられ一つに集約されたもの…
死柄木の憎悪で固められた精神…
しかし、その塊には傷がある…
それはおそらくスターとの戦いでついた残り傷であり、再生の個性でも癒しきれない肉体ではなく精神の傷…
OFAを呑み込んだ死柄木は強くなり過ぎ、このまま力比べを続けても勝ち目は見えない…
だから、裡から攻める！
OFAを譲渡するという形で傷にぶつけ、傷をこじ開けて死柄木の精神を直接攻撃する！
二代目は死柄木を勝つ為にはそれしか方法が無いという考えであるようです。
精神を直接攻撃したとて勝ち目があるとも言えないわけですが、死柄木が人間であるのなら、少なくとも弱体化には繋がるはず…
しかし、出久にはそれが理解できないというか許容もできない…
煙が代弁するように叫ぶ！
渡したら使われるだけであり、危機感知が奪われて使われ、こちらが不利になっているように、こちらを弱体化し相手を強化するだけだと！
二代目は『譲渡』の解釈を拡大しろ、つまり、渡すにも色々とあるだろうと考えろという意味みたいですが…
