はいからさんが通る2017年11月11日に劇場版公開されました|アラフォー世代なら男性でも知っています!
はいからさんが通る2017年11月11日に劇場版公開についてこの記事をご覧いただきありがとうございます。
いい芝居してますね!サイト管理人の甲塚誓ノ介でございます。
この記事では2017年11月11日に劇場版公開された、はいからさんが通るについてを
- はいからさんが通る2017年11月11日に劇場版公開されました|少年時代の印象
- はいからさんが通る2017年11月11日に劇場版公開されました|現在の印象
- はいからさんが通る2017年11月11日に劇場版公開されました|最後に
以上の項目に沿ってご紹介させて頂きます。
はいからさんが通る2017年11月11日に劇場版公開されました|少年時代の印象
『『はいからさんが通る』、不朽の名作少女漫画が蘇る!』
『はいからさんが通る』…
アラフォー世代なら男性でも、そのタイトルくらいは御存知であろう。
大和和紀先生原作の大正時代を舞台にしたラブコメ作品であり、1975年から1977年まで『週間少女フレンド』にて連載され、単行本は番外編を含めて8巻出版されている。
時代は大正、主人公花村紅緒は破天荒な性格で女学校の問題児。
彼女には親同士が決めた許嫁がいて、それが日本人とドイツ人のハーフである伊集院忍帝国陸軍少尉。
この二人とそれを取り巻く個性豊かなキャラクターたちの恋愛模様を描いた群像劇。
かなりドラマチックな展開で、少女漫画の王道と呼べる作品ですな。
男性にはアニメ版が親しみ深い。
また『ハイハイハイ〜はいからさんが通る〜』というキャッチーなオープニングテーマは記憶に深く刻み込まれていますな。
少年時代の印象
私には1つ上の姉がいて、当時はよくチャンネル争いで摑み合いの喧嘩をしていたものですが、『はいからさんが通る』についても、同様の喧嘩が多発しました。
我々は夕方とかの再放送で見ていたのですが、当時はウルトラマンなどの特撮作品やヤッターマンなどのアニメがよく再放送されており、それに混ざり『キャンディキャンディ』や『はいからさんが通る』の再放送もあったわけです。
喧嘩に敗れ、仕方なく『はいからさんが通る』を見なければならない事が多々ありましたが、当時の私は、
『チャラチャラしたラブコメなんか見てられるかよ!』
とか、
『こんな金持ちでハンサムな軍人なんて存在しねぇよ!』
くらいにしか見ていませんでした。
仕方ありませんよね?(笑)
しかし、何かわかりませんが、惹きつけられるものはありましたね。
当時の作品の中でも、この『はいからさんが通る』はかなりクオリティーが高かったように思います。
声優陣がかなり豪華でしたし、ストーリーもよくわからないし、嫌々見ながらも面白いなあとは思ってました。(笑)
はいからさんが通る2017年11月11日に劇場版公開されました|現在の印象
現在の印象
大正時代にはかなり問題児であったろう主人公花村紅緒のキャラクターは現在でも通用しますな!
大正から昭和はかなり激動の時代で、紅緒はシベリア出兵で最愛の男性を失い、新聞記者になったり、関東大震災を体験したりと、決して安寧とは呼べない時代を過ごして、最後には結ばれるべき男性と結ばれます。
ラブコメなので、おちゃらけたお笑いシーンや恋愛模様が描かれますが、時代考証がしっかりしていて、その時代の喜びや悲哀もしっかりと描かれています。
今日、ケーブルテレビの再放送を見て、懐かしさと共にこの作品の凄さを再確認する事になりました。
しかし、アニメ版や今まで複数作られている実写作品はストーリーを全て描ききれていないようで、今回の新作劇場版はストーリーを最後まで描ききる予定のようです。
今、このタイミングでリメイクされる事にはかなり意味がありますな。
本作は単なるラブコメではなく、一人の女性の生き様を描いた作品であると、私は受け取っています。
これが大ヒットすれば、現代の女性の生き方に影響を与えるかも知れません。
是非ともヒットしてほしいものです。
はいからさんが通る2017年11月11日に劇場版公開されました|最後に
まとめ
本作は平塚らいてうの
『元始女性は太陽であつた。真正の人であつた。今、女性は月である。他によつて生き、他の光によつて輝く。』
という言葉に影響を受けているようです。
これは女性に向けて書かれたものでありましょうが、私は男性にも当てはまるものと捉えます。
人間は須く月の心情で生きるべき時代なのではないかと思うのです。
他者と支えあい、他者と共に輝き合う。
他者に対する接し方に迷いを抱く人間が増加する今、この言葉は我々にとって重要なメッセージなのかも知れません。
この秋、この言葉をもとに描かれた物語を鑑賞するのも有意義かも知れませんね!
この記事でのご紹介は以上になります。
最後までお読み頂き、誠にありがとうございました!