機動戦士ガンダムのニュータイプとは?|人と人が分かり合えれば争いは無い
機動戦士ガンダムのニュータイプとは?についてこの記事をご覧いただきましてありがとうございます。
いい芝居してますね!サイト管理人の甲塚誓ノ介でございます。
この記事では、機動戦士ガンダムの作中で、これまでに何人も登場してきたニュータイプ。
このニュータイプとは何ぞやとの考察についてを
- 機動戦士ガンダムのニュータイプとは?|精神的共感
- 機動戦士ガンダムのニュータイプとは?|エスパーではない
- 機動戦士ガンダムのニュータイプとは?|最後に
以上の項目に沿ってご紹介させて頂きます。
機動戦士ガンダムのニュータイプとは?|精神的共感
機動戦士ガンダムにおけるニュータイプとは何かについての考察
世界的大ヒットアニメ作品『機動戦士ガンダム』。
それこそ、『ガンダム』というジャンルになってしまうほど巨大な作品になってしまった同作品ですが、この作品に登場する『ニュータイプ』と呼ばれる人々。
ファーストのアムロやララァ、そしてシャア…
Zのカミーユやシロッコ、ハマーン…
ZZのジュドーやその仲間たち…
今回はその『ニュータイプ』について考察してみたいと思います。
ニュータイプとは?
劇中では、主にモビルスーツパイロットが『ニュータイプ』として覚醒し、人間離れした活躍をしたり、敵味方関係なく深いレベルでの精神的共感を果たしたりという描写をされていて、それは一見、単なる超能力者に見えます。
元々は、『ジオニズム』と呼ばれるジオン・ズム・ダイクンの思想の中で、その誕生を予見されており、
『人類が生活の場を広大無限な宇宙空間にまで広げた事により、洞察力と認識力が広がり、あらゆる物事に対し、その本質を肉体的・精神的に読み取り、理解できる進化した者が現れる。その新しい波が人類全体に広がれば、人類はお互いが理解し合え、争う必要が無くなる』
というような存在であるとされていた様子。
これは、人類が精神的に進化、成熟する事により、互いに争う事を必要としない事を願った祈りにも似た思想であると言える。
しかし、おそらくダイクン自体がそのような能力に目覚めていたからこそ至った思想であったと思うが、ダイクン存命中はその内容が深く理解されず、ダイクンの思想は後にジオン公国による選民思想、スペースノイド優越論の材料にされてしまった感がある。
ダイクンの思い描いた理想を元に考えると、本来は自然発生的に現れるはずの『ニュータイプ』が、戦争という一番かけ離れた行為の中から発生したというのはなんとも皮肉的である。
しかし、少なくとも、ニュータイプの発生は人と人を結びつけ互いに理解し合える争いのない世界を作る事ができる可能性がゼロではない事の証明と言えるかもしれない。