【シンエヴァンゲリオン考察】ゲンドウとユイ|ゲンドウ君とマイナス宇宙について
ゲンドウ君とマイナス宇宙について
物質世界に対する精神世界…
どうやらそれがマイナス宇宙であるようですが、マイナス宇宙とはいかなるものなのか?
人間はイマジンする生き物ですが、そのイマジンを他者と共有する事はできないですよね?
しかし、マイナス宇宙はイマジンの共有空間という奴なのかな?
所謂、集合的無意識とか元型とかいるそんなものがマイナス宇宙だと言う事なのか?
ゲンドウ君はそこには必ずユイさんはいて、自分のところに取り戻す事ができると考えていた…
冬月君にしても、どんだけ天才やねん!と感じさせられる。
甲塚は、彼らがどうやってそこまでの知識を獲得したのかがめちゃくちゃ気になるんですよね(笑)
普通の人間ならば視認も、行き来もできないようなものをどうやって『ある』と確定できたのか?
葛城博士はエヴァンゲリオンイマジナリーという神様みたいなものが存在するだろうという事にまで行き着いていて、それは正解だったという事なんですよね…
アニメだからと言えば終わってしまいますが、人間が空想するものはおよそ現実になるとも言いますからね…
『ある』と心底思い込めば、それはその人にとっては『ある』事にもなるわけですから、マイナス宇宙が存在するという事は、人間は無意識に心の世界があると信じている事になる?
しかし、物質世界と精神世界は相互に影響を与え合うものらしいので、それが『ある』から、人間はそれを信じる。
人類補完計画はマイナス宇宙をも補完するという壮大すぎる計画だったわけですね…
まあ、ゲンドウ君がそれにまた一味加えた事になるんでしょうけど…
しかし、ゲンドウ君は元々他者との関係を拒絶して自分が心地よい世界に篭ろうとしていたわけですから、ほとんどマイナス宇宙の住人だったんじゃないかと思います。
ユイさんがそれを物質の宇宙に引っ張り出してくれたみたいな感じだったのか?