超人X14話ネタバレ!|シオザキ、沈む!
シオザキ、沈む!
トキオはシオザキが栄光に包まれていた時代の動画を見て、シオザキに憧れていたようですね。
トキオは野球をやっていた過去があっても、あまり好きではなかったのかな、アヅマに引っ張られてやっていたのかなと思っていましたが、意外に好きだったようですね…
また、シオザキのシンカーの動画をあらゆる角度から見ていたようですが…
シオザキに憧れ、シンカーを見まくった…
誰かに憧れる力というものがあるなら、自分は誰にも負けないという自信がある!
目と脳に染み付いた汐崎のシンカーならば、シンカーならば打てる…かも知れないという朧気な自信を胸に、トキオはシオザキの投球を待つ!!
シオザキは、シンカーという響きを耳にし、栄光に包まれた自分の絶頂期の事を思い出す…
誰にも打てない自分のシンカーをみんなが待っている…
ならば、次に投げる球は無論、シンカーのみとおそらく混濁した意識の中でシンカーという言葉だけが鮮明に聞こえているのではないでしょうか?
目の前にいる敵チームのバッター、また観衆が期待するシンカーを、シオザキは渾身の力で投げる!
夜の闇を切り裂くようなシオザキのシンカー!
おそらく空気を切り裂くような音も鳴っているでしょうね!
トキオにはやはりハッキリ視えてているようで、その球から目を離しません、
そして、あのペンギンズの補欠だったらしき、あのトキオが…
甲辰園のスター、プロ入り間違いなしと言われていたシオザキの決め球シンカーをバットに当てる事に成功する!
しかし、当たったとて、それで終わりではない!
当たったはいいが、なんと打ち上げてしまうトキオ!
超人になったとはい言え、これが少年野球の補欠止まりとスターの実力の差なのか…
打球は力なく上空に上がっていき、モモマは口を開けて脱力、シモンはめっちゃ怒っている様子…
それに、シオザキの球に触れた鉄パイプを持っているトキオは鉄パイプと一緒に沈下します…
頑張ったのに、非常に残念の結果です…
トキオも頭だけ地上に出た状態で打球の行方に目をやりながら、俺はゴミだ、ゴミの超人だと落ち込んでいますが…
シオザキは打球を見ながら、その落下地点だろう場所に歩いていきます。
オーライオーライと、その打球をピッチャーフライにしてしてしまうつもりであるようですよ…
シオザキの本能なんでしょうが、そうなるくらいシオザキは野球に賭けていて、また大好きだったに違いない…
シオザキのグローブに打球が収まった瞬間、シオザキは物凄い沈下の力によって沈みます!
あのシンカーにはこれほどの威力があったという事になりますが、トキオはやはり、うまく当てる事ができなかったから、あれで済んだという事なんでしょうか?