ベルセルク372話ネタバレ考察!|グリフィス東へ
グリフィス東へ
キャスカはある日突然、自我を取り戻したのか急に暴れ出したようです。
侍女達はキャスカが乱心したと取り押さえようとしますが、自我を取り戻したキャスカを素人の女性に抑える事など不可能で、侍女達は衛兵を呼びます。
衛兵達は槍を突きつけ、寝巻き姿で丸腰のキャスカを壁に追い込みますが、キャスカは傍らにあったいかにも高価そうな壺を持ち上げると衛兵に投げつける!
衛兵達が乱れた隙をキャスカが逃すわけもなく、キャスカは衛兵から剣を奪うと、その腹に蹴りを入れ、更に片腕を切断してしまいます!
鷹の団のNo.2だったキャスカですから、少数の衛兵が歯が立つわけはなく、衛兵は応援を呼びます。
それによりキャスカは逃げるしかなくなり、走り出すますが…
キャスカは『帰らなくては!』と感じているようです!
おそらく頭の中の曖昧さが晴れて仲間達、またガッツの事を思い出しての行動だと思いますが、キャスカは結局走り疲れてへたり込んだところを大勢の衛兵達に取り囲まれたようです。
大勢の男性に囲まれるというのはキャスカにとっては蝕に重なるシチュエーションだと思いますが、これにも何か意味がありそうな気がします…
結局、キャスカの逃亡は失敗に終わったわけですが…
キャスカはそこでベッドの上で目を覚まします。
これは…もしかしたらキャスカはグリフィスに連れて来られてからずっと眠っている…
いや、眠らされているのかも知れないですね…
何不自由ない暮らしの夢を見せられているが、それはキャスカの意識や記憶を隠すヴェールみたいなもので、時折、それが蘇りキャスカは夢の中で逃げようとするが、結局捕まってしまう…
それをずっと繰り返している夢を見ているのではないでしょうか…
場面変わってグリフィスと跪くロクスとグルンベルド…
そこにアーヴァインもやってきます。
面子からして、何かの作戦会議が始まりそうですが、アーヴァインはロクスに『籠の雛は今や安寧なる微睡みの中…逃げられはしまい…』と呟きます。
アーヴァインがキャスカのお目付け役をしているようですが、もしかしたらアーヴァインにはキャスカを今のような状態にできる特殊能力があったりするのかも?
また、それを聞いていたらしきゾッド…
ゾッドは何故かグリフィスと離れた場所にいます…
今の鷹の団は、おそらくグリフィスをトップとして、ゾッド、ロクス、グルンベルド、アーヴァインが四天王みたいな形で動いているものと思いますが、おそらく組織のNo.2はロクスでしょう…
ゾッドはグリフィスのボディーガード的な立場だと思いますが、どうやらゾッドはグリフィスに対して何かイチモツありそうな雰囲気ですね…
何か疑問があるのか、不満があるのか…
物理的な距離は精神的な距離でもありそうな気がします…
グリフィスはロクス達に向けて、
『東だ』と呟き、世界双樹を見つめながら笑みを浮かべる…
グリフィスはこれまで、あまり感情を現さない…というか何か明確な目的や狙いを持っているという感じの表情をあまり見せなかったように思います…
何というか、旧・鷹の団時代のようなギラついた目を見せる事はなかったように思うんですよね…
今回のグリフィスの笑みにはそれを感じるのですが…
グリフィスがいう『東』には何があるのか…?
東にはクシャーン帝国があったんじゃないかと思うのですが、もしかしたら、グリフィスはリッケルト達を…?
第372話の感想と考察は以上になりますが、次項にて第373話以降の展開予想を書かせて頂きます!