【ベルセルク第363話考察】桜の姫巫女の正体は?|桜の姫巫女とは?
桜の姫巫女とは?
巫女とは、神に使え、神と人間を繋ぐ存在で、祭祀を実行する立場にある女性を指すものですね。
神懸かりとか、口寄せとか、そのような手段で人間に神託を与えたりもしますね。
姫巫女とは、複数存在する巫女の中でも最も霊力が強く、神に近しい存在で、キリスト教で言うところの預言者のようなものだと考えればいいと思います。
キリスト教の預言者といえばノア、モーセなどの誰もが聞いた事のある神の意思を聞き、その教えを広めるような神に近い存在ですな。
ただの巫女ではなく、姫巫女というくらいですから、おそらくはそのくらいの存在として尊崇されていたのではないでしょうか?
また、おそらくは覇王ガイゼリックに神託を与え、その導きによりガイゼリックは大陸のほとんどを支配する巨大な帝国を築き上げたのではないかと思います。
また、『桜』の姫巫女だという事は、姫巫女は桜の木を通して神なる存在と交信していたのでしょうが、それは実際にある桜の木というよりは、今、幻造世界に存在する世界双樹の事を指している可能性が高いと思われます。
また、ダナンと生き写しだという件ですが、ダナンは他の妖精とは明らかに別次元の存在だと思えます。
ダナンはもしかしたら、桜の姫巫女が絶命した後にダイモンとして生まれ変わったような存在だったりするのかも?
または、ダナンが一時人間として転生した姿が桜の姫巫女だったとか?
363話では、ダナンは髑髏の騎士に愛おしげで労るような態度で接していますが、髑髏の騎士はそれを受け入れてはいないように見える。
お互い在りし日の記憶はとどめながらも、別の存在となってしまった…
あの日はもう二度と戻らないという意味であるのかもしれないですね…