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【ベルセルク363話展開予想考察】髑髏の騎士は過去を語るか?|愚かなる王の意味

ベルセルク考察
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【ベルセルク363話展開予想考察】髑髏の騎士は過去を語るか?|ガイゼリックの暴虐とは?

 

 

ガイゼリックの暴虐とは?

ガイゼリックは素性など一切不明であり、1000年前の時代に群雄割拠する戦乱の大陸で挙兵して大陸のほとんどを支配する一大帝国を築き上げた傑物…

それは白い鷹、また光の鷹であるグリフィスを思い起こさせるような偉業ですが、おそらくは魔術を根本とした軍事力…クシャーンの恐帝ガニシュカが作り出したような軍隊を率いていたのではないかと思えます。

ドクロの王様の由来は髑髏を模した兜をかぶっていた事に由来するようですが、そこからもそんなイメージが湧きます。

スケリグ島の魔導士達の先祖達が配下にいただろう事からも普通の軍隊ではなかっただろうと想像できますな。

そんな軍隊を使って一大帝国を築いたわけですから数多の国々を滅ぼしたでしょう。
また、虐殺などもあり得たでしょうから、それは罪として考える事はできる。

しかしおそらく真の罪と言えるのは都を築くのに民を苦しめた事にあるのではないか?

しかもそれは、おそらく過去の記憶にあった高貴な衣装を身につけた美女の為に築いたものだったんじゃないかと思います。

ガイゼリックは愛した美女の為に、民心を顧みる事なく都の建築によって民を苦しめた。

それを諌めたのが賢者であり、賢者はおそらく民心を救済する為に宗教…今の法王庁の教えを流布し始め、民心はガイゼリックに反抗するようになった。

ガイゼリックは賢者を今の断罪の塔に幽閉し、反抗は潰えた。

過去記事にも書いていますが、甲塚的にガイゼリックと賢者は元々は無二の親友であり平和を築く為に共に戦ったが、ガイゼリックと賢者には平和に対する考えに違いがあったのではないか?

力での支配を正とするガイゼリックと唯一神のもとに人類を教化して平和を生み出そうとした賢者…

賢者は王の行いを罪として神にそれを訴え続けた…

賢者はおそらく覇王の卵の所有者であり、グリフィスが蝕の前からゴッドハンドを感じていたように、賢者も当時のゴッドハンドを通して魔のイデアの存在を神として知覚し、神の教えにより平和な世界を築こうとしていたのかも?

ガイゼリックの罪は暴虐も含めて賢者の神を否定した事にあったのではないか?

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