ベルセルクの狂戦士の甲冑についての考察|ガッツの本性
ガッツの本性
ガッツは狂戦士の甲冑を身につけ、痛みなどどうでもよくなってしまっている自分に気づきます。
そしてそのあと、自分の中に何か『凶暴なやつ』が滾ってくる事を感じ、その正体を自覚します。
『…そうか』
『これは』
『これはオレの…』
というモノローグの後、あのガッツを象徴する黒い獣のイメージが現れ、甲冑の形状が変化し、ガッツは完全にトランス状態になります。
ガッツが『凶暴なやつ』と呼ぶ何かとは、ズバリ『黒い獣』を指す事かと思いますが、ガッツはこの時、その黒い獣に自我を委ねてしまったと思われます。
おそらくこれは、ガッツの本性が黒い獣そのものである事の暗示で、本性に自我を委ねるという事は本性を曝け出したという意味にも取れるでしょう。