ベルセルクのゾッドについての考察|戦闘狂が転生に至った理由
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この記事ではベルセルクの戦闘狂不死のゾッドについての考察を
- ベルセルクのゾッドについての考察|不死
- ベルセルクのゾッドについての考察|転生に至った理由
- ベルセルクのゾッドについての考察|心境の変化
以上の項目に沿ってご紹介させて頂きます。
ベルセルクのゾッドについての考察|不死
『ベルセルク、ゾッドについての考察〜戦闘狂、不死のゾッドはいかにして転生に至ったか?ゾッドはガッツと似ている?』
ガッツの前に現れた最初の使徒、それが不死のゾッドです。
強敵と出会い、戦う事を至上の喜びとする彼はいかにして使徒への転生へ至ったのか?
また、グリフィス受肉後は己の欲望よりもグリフィスの意志に重きを置くようになった彼の心境の変化について妄想たっぷりに考察してみたいと思います。
不死のゾッド
蝕以前、とある戦場にて、ガッツとグリフィスの前に伝説の傭兵『不死のゾッド』として立ちはだかった彼の正体は使徒でした。
その容姿は、牛とライオンが混ざったような筋肉の塊のような巨大な体軀、飛行可能なコウモリのような翼、頭部の巨大な二本角はまさに悪魔を連想させ、人間の根源的な恐怖を呼び起こすようなものでした。
彼は、300年以上は現世で生きているようで、髑髏の騎士とも旧知の仲。
その強さも髑髏の騎士と互角のレベルですが、人間体の時はガッツが手傷を負わせる事ができるレベルのようです。
彼は戦闘以外の事には興味がないようで、蝕の際も宴に参加せずに門番をしていました。
ベルセルクのゾッドについての考察|転生に至った理由
転生に至った理由
彼はおそらく、転生前にはガッツと同じような傭兵だったのではないかと思われます。
しかし、ガッツとは違い、己の強さの限界を知る為に戦っていた。
また、ガッツのように孤独の傭兵だった彼は、ガッツにとってのグリフィスのような人物と出会う。
その人間と戦うが、敗れ、その人間の為に刃を振るうようになった。
このあたりはガッツと同じような流れだったかも知れないですね。
しかし、彼はいつかその人間を倒す事を夢見ていた。
時は流れ、自分もその人間も年老い、戦場では役に立たない立場になった。
しかも、彼の目標であった人間は病に倒れて明日をも知れぬ身となる。
彼は、人間の生の儚さに絶望し、ゴッドハンドを降臨させ、その人間を捧げる事によって使徒へと転生した。
ゾッドや新生鷹の団の幹部に邪気を感じないのは、転生へ至った理由が純粋であり、あまりドロドロしていないのではないかと感じ、こんな風に妄想してしまいましたね。
ベルセルクのゾッドについての考察|心境の変化
ゾッドの心境の変化
グリフィスの受肉後、ゾッドはグリフィスに戦いを挑み、あっさりと敗れてしまいました。
相手が次元の違う存在である事をゾッドは承知していたはずですが、グリフィスに挑んだのは彼なりのケジメであったのかも知れません。
何に対するケジメかと言えば、グリフィスの臣下として振る舞う事に対してです。
彼が転生に至った理由は強者と戦う修羅の道を生き続けたいという渇望であったかと思われますが、グリフィスの臣下として振る舞う彼は、己の欲望よりグリフィスの意志の執行を優先させているようです。
その姿は、鷹の団で切り込み隊長を務めていた時のガッツの姿と重なります。
使徒にとって唯一の戒律が『思うままに振る舞う』みたいな事であったと思いますが、それならばグリフィスを主と定めて生きる必要もないような気がします。
しかし、現在世界中の使徒がグリフィスの元に集結し、その意志に従っている事から、使徒という存在はおそらく、グリフィスの威光の元にいる事が一番充実するという事なんでしょう。
グリフィスという存在が彼らに欠けているものを補ってくれるのだと思われます。
しかし、ゾッドはガッツと髑髏の騎士の二人には個人的執着が残っていると思います。
いつか、ガッツや髑髏の騎士と決着がつくかと思われますが、その勝敗はどうなるのでしょうか?
私的にはゾッドを倒すのはガッツだと確信していますが…
物語の行く先を見守りたいと思います。
この記事でのご紹介は以上になります。
最後までお読み頂き、誠にありがとうございました!
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