ベルセルクリッケルトのグリフィスへのビンタは鷹組織リーダーへの複線か?|蝕を生き抜いた意味は?
ベルセルクリッケルトのグリフィスへのビンタは鷹組織リーダーへの複線か?についてこの記事をご覧いただきありがとうございます。
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この記事ではベルセルクのリッケルトがグリフィスへビンタを喰らわせたり、蝕みを生き抜いた意味の考察を
- ベルセルクリッケルトのグリフィスへのビンタは鷹組織リーダーへの複線か?|『蝕』を生き残ったという事
- ベルセルクリッケルトのグリフィスへのビンタは鷹組織リーダーへの複線か?|因果律について
- ベルセルクリッケルトのグリフィスへのビンタは鷹組織リーダーへの複線か?|『光の鷹』のお伽話の敵役
以上の項目に沿ってご紹介させて頂きます。
ベルセルクリッケルトのグリフィスへのビンタは鷹組織リーダーへの複線か?|『蝕』を生き残ったという事
『ベルセルクのリッケルトについての考察~リッケルトは反光の鷹組織のリーダーになるか?~』
リッケルト…
旧鷹の団ではガッツよりかなり古参のメンバーのようです。
戦闘能力に優れるわけでもないマスコット的なキャラクターかと思いきや、手先が器用っぽく、自分のものはもとより、メンバーの商売道具の手入れをしていたっぽい描写もあったように思います。
第39巻時点、現在の鍛冶の腕前は相当なもののようですが、師匠であるゴドーに鍛えられて才能が開花したのかも知れません。
リッケルトで重要なのは因果律に選ばれたのか、蝕の際には別働隊でただ一人生き残った強運の持ち主。
また、共に逃れられない死を迎えるはずだった鷹の団の運命からガッツとキャスカと共に生き残ったという事は、おそらく彼には何か大事な使命があるように思えてなりません。
今回はそのリッケルトの使命について考察してみます。
『蝕』を生き残ったという事
これは物語に対し、かなり重要なポイントだと思われます。
鷹の団は『蝕』で全滅する事が本来の流れであったはずです。
ゴッドハンドですら、ガッツとキャスカが髑髏の騎士に救われ、生き残る事を予測できなかったようです。
まあ、予測できたとて、それを阻止しようと彼らが何か行動していたのかはわかりませんが…
リッケルトの事も同様、予測の範囲からは外れた出来事であったと思われます。
しかし、因果の流れはゴッドハンドをしても変える事はできない事。
因果の流れは変えられないのに、リッケルト達は厳然と生き残りました。
なら、変える事はできなくても、変わる事はある。
もしくは、それすら因果の流れだった。
私は後者だと思います。
ガッツ、キャスカ、リッケルトの三人は、元々『蝕』を生き残る運命にあったのです。
ベルセルクリッケルトのグリフィスへのビンタは鷹組織リーダーへの複線か?|因果律について
因果律について
『因果』とは、『原因』と『結果』の事です。
『因果』は『運命』とほぼ同義であると思われますが、違いは論理的か、そうではない、という事でしょう。
『因果』は、1つの『結果』には必ず何らかの『原因』があり、『運命』は、『結果』に『原因』を求めない観念です。
ベルセルクでは運命ではなく、わざわざ『因果』という言葉が使われていますが、これには意味があると思います。
リッケルト達が生き残るに至った原因とは何なのでしょうか?
ベルセルクリッケルトのグリフィスへのビンタは鷹組織リーダーへの複線か?|『光の鷹』のお伽話の敵役
『光の鷹』のお伽話の敵役
ゴッドハンドのスランは五人目が生まれた時、後の世の人々は現在を暗黒時代と呼ぶだろうと予言していました。
暗黒時代とは、混沌とした明日が見えない時代を指すのだと思われますが、第39巻時点ではまさにそうと言えるでしょう。
私は覇王ガイゼリックの時代もそうであったと思っています。
覇王ガイゼリックは戦乱を終結させた伝説の英雄にして、暴君として語り継がれています。
おそらくグリフィスも後の世では英雄としてお伽話の主人公になるでしょう。
英雄には、敵役が必要です。
それがリッケルト達なのではないでしょうか?
リッケルトは反光の鷹組織のリーダー?
ガッツがそうであるように、リッケルトにめ何故か人を惹きつける魅力があるようです。
リッケルトは今、クシャーンの魔導師ダイバとバーキラカ一族のシラットと行動を共にしています。
シラットは光の鷹の器量は認めるものの、世界を委ねる事に疑問を持っています。
しかしリッケルトはファルコニアでグリフィスに再会した際に、彼に平手打ちを食らわせて袂を分かち、ロクスの怒りを買いました。
現在、ラクシャスに追われている身ですが、バーキラカ一族の本拠地を目指しています。
おそらく、リッケルトはこの旅で様々な人間に出会い、光の鷹に疑問を抱くものを引き連れて再びガッツ達と合流したりするのではないか?
その先にはグリフィス率いるファルコニアの軍勢との巨大な戦いが待っている。
そんな気がします。
それまでにはもっと逞しくなりガッツと、自我を取り戻したキャスカ、シラット、ダイバ、シールケやエルフヘイムまでを率いるリーダーになっていたりしたら面白いですな!
かなり妄想が膨らみましたが、こんな展開も面白いかと思いますね。
この記事でのご紹介は以上となります。
最後までお読み頂き、誠にありがとうございました!
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