ベルセルク369話ネタバレ!|突然の別れと喪失…
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この記事では、ベルセルク369話の内容に感想をネタバレも含みますが、
- ベルセルク369話ネタバレ!|ガッツの絶望
- ベルセルク369話ネタバレ!|妖精郷の終末
- ベルセルク369話ネタバレ!|喪失と別れ
以上の項目に沿ってご紹介しております。
ベルセルク369話ネタバレ!|ガッツの絶望
スケリグ島崩壊と突然の別れと喪失…
ベルセルク第369話!
前回はグリフィスをどうにもできないガッツが、再びキャスカを連れ攫われるという展開と共に島の崩壊が始まったようですが…
今回は第369話の内容と感想を書かせて頂きます!
ガッツの絶望
島には大地震が発生し、得体の知れない悪霊…怪異としか呼べないような存在が溢れている状況ですが、シールケ、ファルネーゼ、イバレラは無事であるようです。
シールケは念話で必死にガッツに呼びかけていますが、ガッツからの応答は無く、心配でたまらない…
シールケにとってガッツは憧れの男性であると同時に、今まで狂戦士の甲冑の呪縛からガッツを救い出す為に精神で直接触れ合う事が多かった為に、おそらくは自分の一部としての感覚が生まれているのではないかと思えます。
双子に他者にはわからない精神的な結びつきがあるような、それに近いような者があり、今のガッツの状況を理屈ではない感覚でなんとなく察する事がてきるみたいな…
ガッツにはその感覚はまだ無いかも知れないですが、魔女として一段階レベルアップしただろうシールケは、今はそれが強くなっているのでは?
ファルネーゼは師匠を守る事で必死なようですが、シールケの焦りや不安は共有しているように感じられますね…
ファルネーゼにとっても、ガッツは預言者のような存在ですし…
しかし、ガッツは応答できる精神状態には無い…
おそらく周囲の異変と危険を認識していながらも、立ち上がる事すらできない…
丸腰のグリフィスに一太刀も浴びせられなかったという夢のような現実…
グリフィスが神のごとき存在であるとはわかっていたが、それでも一太刀浴びせる事くらいは出来ると思っていた…
あの蝕から今まで、自分は何の為に戦ってきたのか?
せっかく『キャスカ』を取り戻したのに、また奪われた…
自分は一体なんなのか?
身体のダメージや疲労ではなく自分という存在に対する自信を完全に打ち壊され、心が立てないから身体も動かない、立てない…
ガッツは今そういう状況なんだろうと思います。
しかし、シールケの叫びが届いたのか、少し我を取り戻したガッツは、ドラゴンころしを杖にし、それにすがるようにして立ち上がろうとします…
ガッツとドラゴンころしの関係を表現した切なくも美しいシーンであると甲塚には感じられるのですが、ガッツの胸中を察すると、一言『絶望』としか言えない精神状態でしょうね…
人間が生きていくには水や酸素と同じように希望が必要だと思いますが、希望を奪われた人間の精神は衰弱し、それは身体にも多大な影響を与える…
ガッツは立ち上がれるのか?
一方、上空からスケリグ島全体を見渡していたパックは島が崩壊を始めた事を把握しますが、パックはそれを見ている事しかできない…
また、イシドロ達や島で暮らしている人間達は高台に避難する為に走っているようですが、それからするに、島はやはり沈もうとしているのか?