地球の北極南極は過去に何度も逆転していた|謎の現象ポールシフト
地球の北極南極は過去に何度も逆転していたについてこの記事をご覧いただきましてありがとうございます。
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この記事では、実は過去に何度も逆転していたとされている地球の極についての謎の現象ポールシフトについてを
- 地球の北極南極は過去に何度も逆転していた|地球の磁場は地表を守るバリア
- 地球の北極南極は過去に何度も逆転していた|ポールシフトとは?
- 地球の北極南極は過去に何度も逆転していた|地表が移動したという説も?
以上の項目に沿ってご紹介させて頂きます。
地球の北極南極は過去に何度も逆転していた|地球の磁場は地表を守るバリア
地球の磁場は地表を守るバリア
方位磁石を見るとN極は北を、S極は南を指しています。
これは地球が磁場を発生させ、巨大な磁石になっているためです。
またその磁場のおかげで、地球は宇宙を飛び交う有害な放射線などから守られているのです。
天体と内部の流動運動との関係を説明する【ダイナモ理論】によると、地球の中心核(コア)部分と、鉄やニッケルを多く含んだ固体の内核と液体の外核が、地球の自転や熱対流によって回転することで電流を生じ、電磁石のように磁場を生み出していると考えられています。
地球内部にある巨大な電磁石が作る磁場によって、地球上の生命は守られているというわけなのです。
しかし、このダイナモ理論は実はまだ完成してはいないのです。
というのも、まだ謎の現象である【ポールシフト】の理由が解っていないからです。
地球の北極南極は過去に何度も逆転していた|ポールシフトとは?
ポールシフトとは?
ポールシフトとは、自転軸や地磁気の極が何らかの理由で大きく移動することを指します。
『何言うてんねん!極が移動するなんてそんなアホな事あるかいな!』
と仰る方もいらっしゃると思います。
疑問に思われるのは当然で、甲塚も様々な宇宙関連や天体関連の本を読んだ後の今でもにわかに信じがたいのですが、古代の地層に残る地磁気を調査・研究した結果、数万~数十万年に一度の頻度で、地球の極は反転していることがすでに解っているのです。
また過去に起こった大規模なポールシフトに比べれば規模は小さいですが、現在でも頻繁に磁場が変化していることが観測されています。
しかし、こうした現象のメカニズムについては未だ解明されていないのが現状なのです。
地球の北極南極は過去に何度も逆転していた|地表が移動したという説も?
このポールシフトについては、実は全く逆の説を唱えている研究者の方もいらっしゃいます。
『極が移動したのではなく、地表(地殻)が移動したのだ』
という説もあるのです。
地球全体から見れば、地殻はとても薄っぺらいものです。
地球を卵に例えてみると、ゆで卵の殻をむくように地殻がズルっと動いたために、見た目の上では極が動いたように見えるというのです。
ただし、この説もどのように地殻が動いたという点が説明されていないので有力な説とはいえないと甲塚は思います。
ポールシフトの話に戻りますが、自転軸にもポールシフトがあると考えられています。
例えば、巨大な天体が惑星に衝突することで、自転軸が傾くことを
【自転軸のポールシフト】
と呼びます。
金星や天王星の自転軸が大きく傾いているのは、過去に大きな天体の衝突により、自転軸が傾いた為であると考えられています。
地球の極の逆転、ポールシフトについては以上になります。
最後まで記事をご覧いただきましてありがとうございました。
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