8年越しの花嫁感想【ネタバレ】|クリスマスに夫婦で見る映画としては最高です!!
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この記事では映画8年越しの花嫁を妻と見に行ってきた実際の体験から、8年越しの花嫁のネタバレも含む感想についてを
- 8年越しの花嫁感想【ネタバレ】|ヒサシとマイの出会いから交際、婚約まで
- 8年越しの花嫁感想【ネタバレ】|マイ、昏睡状態に
- 8年越しの花嫁感想【ネタバレ】|1番思い出したい記憶が取り戻せない苦しみ
以上の項目に沿ってご紹介させて頂きます。
8年越しの花嫁感想【ネタバレ】|ヒサシとマイの出会いから交際、婚約まで
~『8年越しの花嫁』を見ての感想~※ネタバレあり
感動の実話を映画化した作品『8年越しの花嫁』を見てきました。
私はテレビでこのエピソードは知っておりましたが、今回、佐藤健さん土屋太鳳さん主演で映画化されると聞き、気になってましたが、妻が見にいきたいという事で、二人して鑑賞に出かけました。
あまりネタバレになるのは好きではないので、最小限のネタバレで抑えて、私が思った事もまじえて書かせて頂きます。
ヒサシとマイの出会いから交際、婚約まで
佐藤健さん演じるヒサシは自動車修理工場に勤める仕事『車イジリ』趣味『車イジリ』という素朴で無口で控えめな青年。
土屋太鳳さん演じるマイは、レストランの調理スタッフで、明るく正義感の強く、思いやりのある女性。
二人はヒサシの職場の先輩主催の飲み会で知り合いました。
飲み会当日、腹痛であまり飲み食いせず、会話にも参加しないヒサシに対し、ヒサシの腹痛を知らないマイは態度が悪いと感じていました。
飲み会が終わり、二次会としてカラオケに行く事になりますが、腹痛のヒサシはワケを言わずに先に帰ろうとします。
一旦はそれを見送ったマイでしたが、態度が悪いヒサシに一言苦言を呈する為に、ヒサシの元に戻り、苦言を呈します。
ヒサシはそんなつもりはなく、気分を害してしまった事を謝罪し、腹痛であったことも説明しました。
ヒサシの腹痛を知ったマイは、逆に謝罪し、ヒサシが好青年であると理解します。
そして、また会おうと一旦別れた二人でしたが、マイはちょうど手持ちであった『貼るカイロ』をヒサシに手渡す為に走って戻ってきました。
この二人の出会いは、実に微笑ましく、佐藤さんと土屋さんのやりとりがやたらリアルで、一気に物語に引き込まれてしまいます。
しかし、男女の出会いは本当に予想がつかない、わからないものですね。
二人は交際を始めます。
一緒に色んな場所で色んな経験をして、お互いを理解し合いながら、二人だけの歴史を重ねていきます。
幸せいっぱいの二人の表情を見ていると、自然に笑顔になってしまいます。
それほど、二人の芝居は見る者を惹き付ける良い芝居でしたね。
そして、美しい夜景の見える山の展望台のような場所でヒサシがマイにプロポーズします。
このシーンは是非とも本編を見て頂きたい。
物語はこれからが本番なのに、何故か泣かされます(笑)
また、プロポーズの後にマイが憧れていた結婚式場で、ちょうど結婚式が行われているところに遭遇するのですが、ヒサシはそれを見るマイの顔を見て、即決!
その足でその式場に予約をいれました。
愛する女性の願望を実現する事は男性の務め。
このシーンでは、それを再認識させられました。
二人は婚約したわけですが、物語はここから始まるといっても良いでしょう。
8年越しの花嫁感想【ネタバレ】|マイ、昏睡状態に
マイ、昏睡状態に
婚約してしばらく、突然、マイに病魔が襲いかかりました。
突然取り乱し、暴れるマイを病院に連れていったヒサシでしたが、マイはそのまま昏睡状態に…
マイは卵巣にできた腫瘍から発生した抗体が脳に異常をもたらすという300万人に1人といわれる病気に冒されてしまったのです。
しかし、ヒサシは気丈にマイを看病します。
『必ず目を覚ます、良くなる』
ヒサシはそれを信じ抜き、雨の日も、風の日も、原付バイクで2時間かけてマイが入院する病院に通い、看病を続けます。
しかし、その姿を見る事が辛いマイの両親から、もうマイの事は忘れなさいといわれますが、ヒサシはそれでも食い下がり、マイの両親から『家族』として認められます。
本当に大変な時、辛い時に支えあい、一緒に苦難を乗り越えて前に進んでいく事が家族の絆であると、再認識させられました。
数年後、マイは昏睡から目覚めます。
しかし、マイの脳は生まれた直後に近い状態にあり、自分と世界との関わりを一から取り戻さねばならない状態になっていました…
8年越しの花嫁感想【ネタバレ】|1番思い出したい記憶が取り戻せない苦しみ
1番思い出したい記憶が取り戻せない苦しみ
マイは順調に回復し、世界との関わりを取り戻していきます。
しかし、マイはほとんどの事を思い出しながらも1番大切なはずのヒサシとの記憶だけ、どうしても取り戻せない状態で、それが自分に献身的に尽くしてくれるヒサシに申し訳なく、それを言い出せずに苦しんでいました。
自分の婚約者で、いい人だという事はわかる。
しかし、それに対する記憶と感情が思い出せないのです。
しかしヒサシはそれを察し、無理しないでいいと言います。
人間は自分が他者に対して行った事について、見返りを求めるものです。
私が思うに、ヒサシにとって、マイは自分自身に等しい存在だったのでしょう。
自分の一部ではなく、自分自身か、自分より大切な存在…
そう考えても、あれだけ献身できるとも思えませんが…
マイは何とかヒサシとの記憶を取り戻そうと頑張りますが、やはり取り戻せない…
ヒサシはこれ以上マイを苦しめない為に、マイに別れを告げ、マイのもとから姿を消しました。
2人が最後に別れた後、ヒサシは初めて泣きます。
ここまでヒサシが泣くシーンはなく、ここで初めて、ヒサシは泣きます。
ここまでしっかり映画を見てきた人なら、絶対に涙を堪えるのは無理だと思いますよ(笑)
そして8年越しの結婚式
ヒサシと別れた後、マイは両親と普通に生活していました。
しかし、偶然顔を合わせたあの結婚式場のスタッフの女性から、結婚式場がまだ予約されたままだという事を聞かされました。
また、パスワードを忘れて開けなかった携帯のパスワードが2人が式を挙げるはずだった『0317』だった事に思いあたり、それを入力するとロックが解除され、マイが昏睡状態になってからヒサシが送り続けていた500件を超える添付動画を見ながら、マイは記憶が取り戻せない状態の中、ヒサシに対する思いは当時と変わらないものになっている事に気づきます。
マイは、かつて婚約者だったヒサシを、また愛していたのです。
動画を見るマイの表情を見て、涙を我慢できる事があなたにはできるでしょうか?(笑)
そして2人は8年越しでようやく結ばれ、子宝にも恵まれました。
まとめ
この映画、絶対に見た方がいいですよ!
佐藤健さん、土屋太鳳さん、この2人の芝居は神がかっています。
感動実話を映画化した名作は結構見てきましたが、これは凄い映画です!
また、ヒサシが働く工場の社長役の北村一輝さんがいい味を出してます。
これ、たぶん邦画史に残る傑作だと思います。
名ゼリフや見せ場があるわけではありません。
それなのに、見た後に何か素晴らしいものを得た気分になれます。
back numberのエンディングテーマも絶妙。
歌詞が映画の内容にベストマッチすぎます!
この記事を読んで、この映画を未見の方には、もれなく見て頂きたい映画ですな!
この記事でのご紹介は以上になります。
最後までお読み頂き、誠にありがとうございました!
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