サンジのジェルマの力の目覚めと苦悩|本当に感情が無くなるのか?
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いい芝居してますね!サイト管理人の甲塚誓ノ介でございます。
この記事ではワンピース1031話の考察として、サンジはジェルマの力の目覚めにより感情が無くなり女性を攻撃してしまったと思っていることについてを、
- サンジのジェルマの力の目覚めと苦悩|兄弟達は本当に感情が無いのか?
- サンジのジェルマの力の目覚めと苦悩|『父との絆』
- サンジのジェルマの力の目覚めと苦悩|女性を攻撃したのか!?
以上の項目に沿ってご紹介しております。
サンジのジェルマの力の目覚めと苦悩|兄弟達は本当に感情が無いのか?
サンジは女性を攻撃したのか!?本当に感情が無くなるのか?
ONE PIECE第1031話、サンジは目覚めたジェルマの力により自分の感情が無くなってしまうと、また女性を攻撃してしまったと信じ込み苦悩しているようですが…
今回はそれについて色々と書かせて頂きます!
兄弟達は本当に感情が無いのか?
サンジは突然目覚めたジェルマの力が自分の感情を無くしてしまうと信じ込んでいるようで、兄弟達と同じような者になってしまうくらいなら死を選ぶというまで思い詰めているようですが、それはやはり兄弟達から受けた虐待の記憶に根ざしたものでしょう。
しかし、サンジの兄弟達は本当に感情が『無い』のでしょうか?
兄弟達は幼い頃、父であるジャッジを慕い、ジャッジが遠征から帰ってきた時には抱きついて喜こんでいたりしましたが、それは父の帰りを心待ちにしていた証だと思えます。
何故、心待ちにしていたのかと考えると、それは父が大好きだったからだと思います。
また、ヨンジは麦わらの一味と初めて遭遇した時、ナミを見てサンジに似たリアクションを見せていますが、それは美女が好きだからだと言えると思います。
『好き』というのは、甲塚は自分にとって価値があると思うものに対する欲求であり、それが欲しいと思ったりする情動だと考えています。
故に、彼らに感情が『無い』とは思えないんですよね…
彼らがサンジに虐待していたのも、大好きな父の意思にそぐわない言動をし、また、父の期待に答えられないサンジを『悪』だと認識していからではないかとも思いますし、もしかしたら無意識に『感情』を欲していて、それを持っているサンジを羨ましいとか、それを奪ってやろうとかいう情動からきた行為だったんじゃないかとも思えるんですよね…
しかし、それは単に欲求とか願望に根ざしたものであり、サンジが本当に無くしたくない感情というのは、人の痛みを理解して慈しみ、特に女性を大切にするという『優しさ』なんだと思えます。