ウマ娘シンデレラグレイ43話ネタバレ!オグリVSタマ決着!|勝利への渇望
勝利への渇望
あの怪物が敗れたという事実はオグリキャップ関係者にショックを与えます。
誰もが期待していたシンデレラストーリーの成就…
それを果たす力もあると誰もが思っていた。
しかし、タマモクロスの強さは常識の範疇を超えるものであった…
しかし、タマモクロスの強さの秘密を感じ取り、それを面白く思っている者もいる…
オグリが負けたなんて信じられない…
しかし、ノルンは負けたとは言えオグリも強かったいう!
中央に移籍し、たった数ヶ月で重賞六連勝にG I 二着…
その結果を出しているだけで、オグリは充分に強く誇らしいんだと、ノルンは今までのオグリの努力を想像し、またやはり悔しさもあるのか、自然と涙が出てくる…
オグリは凄いウマ娘だ…
しかし、今日のタマモクロスの強さは今までとは明らかに異質なものだった。
それに屈した形にはなるが、それをタマモクロスのその力を引き出したのは間違いなくオグリの走りだ。
負けたとて、何を恥じることがある?
顔を上げろオグリキャップと、北原はオグリを労うとともに
エールを送っているのでしょう、最強を目指すならすぐに立ち上がれと!
敗北を噛み締めるオグリは敗因を考えていた。
自分に不足していたのは脚力か?持久力か?
それともタマモクロスの先手必勝の戦略に負けたのか?
すくには答えが出せないような自問自答をするオグリだが、そこにタマモクロスがやってくる…
オグリの性格からするに、敗者への憐れみとも思えるタマモクロスからの労いの言葉…
自分を負かした強者だが、下を向いて握手に答えるわけにはいかない…
自分に足りなかったのは、勝利の渇望だったのだと結論づけるオグリ。
タマのあの力も負けたくない、絶対勝つという強い想いから生まれたものであるはず。
互角の末脚を持つ自分にも同じ力を引き出せるはずだ…
その時には負けないという意思を込めて、オグリは握手に応じるのだった…