東京喰種re和修家の人間の相関関係に考察|中東が発祥
中東が発祥
和修の発祥は中東であるという事実。
彼らは中東から同種喰いによりその血の力を高めつつ、遥か極東の日本にまで辿り着き、根を下ろしたようですが、そのすべてが日本まで移動したと考えるのも早計でしょう。
現在、ドイツ、ロシア、中国にも喰種が存在する事が判明しています。
それらが和修から派生し、各土地に住み着いた可能性も考えられます。
そう考えると、和修家こそが喰種の種としてのルーツであるとも考えられます。
そもそも、『喰種(グール)』というものは、古くから中東イスラム文化圏の伝承において魔物として認識されてきた存在であり、喰種の種としての発祥が中東であると考えたなら、それはかなりの説得力を持つと思います。
和修はインドで『V』となった?
中東から極東まで流れついた和修家。
私としては、『和修家の誕生』はインドあたりで起こったのではないかと思えます。
『和修』とは、明らかにインド神話の竜王の一柱『ヴァースキ(Vasuki)』の漢名『和修吉』からとられたものであるからです。
和修家の男性には名前に『吉』がついている事が多いですし、『吉』のつく男性は家内でも高位に位置する人間であるようにも見えます。
これは私の完全な妄想ですが、同種喰いを繰り返しながら極東へと流浪する最中、インドを本拠地にしている時期に喰種のある一族から『ナァガラジ』が誕生した。
それにより、その一族は自らを他の一族より優れた存在であると考え、自ら『ヴァースキ』と名乗るようになったのでは?
和修家はインドで『V』の基礎を作っていたのではないでしょうか?
それが中国、日本にまで至って漢名である『和修吉』を姓とするようになった…
和修家は、その勢力下にある人間に対しては非人道的とも思える扱いをしてきたように見えますが、その根底にあるのが優越種としての『選民思想』であるなら、うなづけるように思えます。
また、和修家は他の喰種が知らない喰種の秘密を握っているようでもありますが、知識の独占は支配力を強くもします。
そういった意味でも、和修家は選民思想に基づいた人間と喰種の上位に立つ優越種であるという認識を持っているように私には思えてなりません。