東京喰種re有馬貴将の存在について|『V』とは何か?
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この記事では東京喰種reの登場人物の中でも喰種捜査官の中でも最強である有馬貴将の存在についての考察から
- 東京喰種re有馬貴将の存在について|最強喰種捜査官
- 東京喰種re有馬貴将の存在について|エトの言葉が自我を目覚めさせた
- 東京喰種re有馬貴将の存在について|『V』とは何か?
以上の項目に沿ってご紹介させて頂きます。
東京喰種re有馬貴将の存在について|最強喰種捜査官
東京喰種re、有馬貴将についての考察
第15巻現在で、すでに故人でありながらも、未だ大きな影響力を持つ最強の喰種捜査官、
『有馬貴将』
彼がその短い人生で求めたものは一体何だったのか?
今回は、その有馬貴将について考察してみたいと思います。
有馬貴将とは?
高校生の頃から喰種捜査官としてめざましい活躍を見せ、異例のスピードで特等にまで上り詰めた怪物。
並ぶ者のない戦闘能力と指導力により、喰種捜査官としてまさに『最強』の名を欲しいままにしていた彼ですが、その正体は和修家に連なる『V』の一族出身の半喰種でした。
有馬は意図的にヒトの血を混ぜて作られた『不良品』らしいですが、そういう『不良品』は人間離れした身体能力を得る代わりに寿命が極端に短いようです。
自身最後の戦闘となったカネキ戦では、老化が進み、すでに視力がほとんどない状態だったようです。
彼の正体は半喰種というだけでなく、何とCCGと対立していた『アオギリの樹』のリーダーである『隻眼の王』でした。
喰種を狩る半喰種の喰種捜査官が革命を目論む喰種組織のリーダーだったという事実は実にショッキングで、しかも、それは受け身ではなく、能動的に自らの意思でそうしたようなのです。
彼は、何のために『アオギリの樹』を創設し、王として君臨したのでしょうか?
東京喰種re有馬貴将の存在について|エトの言葉が自我を目覚めさせた
エトの言葉が自我を目覚めさせた
有馬貴将は、あまり感情の起伏がない人物のようでした。
その反面、彼を崇拝する部下や後輩達の存在から人間的魅力はあったようです。
しかし、彼は世界を空々しく感じていたのではないでしょうか?
達観したような諦め、有馬貴将はそんな人物に見えました。
しかし、彼はエトに出会い、彼女の『世界を滅茶苦茶にしてやりたい』という言葉に共感して、『アオギリの樹』を創設したようです。
有馬貴将とエトの『滅茶苦茶』は意味が違うかも知れませんが、有馬貴将の『滅茶苦茶』は世界の真実を白日の元に晒す事であったのではないでしょうか?
和修家がひた隠しにしているという秘密、有馬貴将がその秘密に通じていたのではないのなら、現在の旧多のように何かを暴き出し、世界を変える事が目的であったのではないかと思えるのです。
先代のナァガラジもそうだったようですが、和修家に連なる者の中から造反者が出てくるという事は、それだけ和修家の掟や秘密が非人道的である証明と言えます。
東京喰種re有馬貴将の存在について|『V』とは何か?
『V』とは何か?
和修家の中には様々な役割があり、有馬貴将や旧多は『雑用係』だったそうですが、そういう和修家に連なる者を総じて『V』と呼ぶようです。
この『V』ですが、私はこのアルファベットの意味は『Vasuki(ヴァースキ)』の頭文字だと思っています。
ヴァースキとは、インド神話に登場する竜王の一柱で、その漢名はズバリ『和修吉』。
『竜』という言葉を多用する旧多の言動から、『V』が『Vasuki』の『V』である可能性は高いかと思われます。
有馬貴将は旧多と同程度、和修家の秘密について知っており、第15巻で平子が語った有馬の『すべての人間が喰種になる』という言葉がそれを裏付けていると思います。
彼がそれを良しとしたのか悪しとしたかはわかりませんが、その行く先をカネキに委ねた事は確かだと思います。
これから起こる出来事を、有馬貴将はあの世からどのように感じ、考えるのか?
実に興味深いですね…
この記事でのご紹介は以上になります。
最後までお読み頂き、誠にありがとうございました!
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