終末のワルキューレ76話ネタバレ!|増殖する闇黒波
増殖する闇黒波
ベルゼブブはテスラの高速移動からの攻撃を防ぎ反撃しつつ、ゲマトリアゾーン内の地面を傷つけガレキと亀裂だらけにして、地面を滑るように移動するテスラの機動力を低下させるという事を実践してきたようです!
テスラもそれは読みきれなかったようで、これはやられた、改良の余地があると呟きますが、ベルゼブブに対して君の振動の力は君の身体に凄まじい負担を強いるようだ、そのまま振動を使い続ければ君の身体が壊れるぞと警告めいた事を口にします。
倒す相手に身体が壊れると警告するのも妙な話なんですが、ベルゼブブの自滅はテスラの本意ではないというところかと思います。
テスラは神と人間が力を合わせ共に良くなる未来を考えているんじゃないかと考えるのですが、今のベルゼブブは自死以前に未来など考えておらず、テスラを倒す事のみを望んでいるように見えます…
ベルゼブブはテスラの警告に対して、こうでもしないと君を倒せないと言って、身体の負担など意に介さないとアピールするかのよたいに猛ラッシュを開始しますが、おそらくベルゼブブの身体は崩壊の時が近いのか、ベルゼブブの身体に刻まれたリリスの意思みたいなタトゥーがベルゼブブを止めようとしているようです。
リリスはベルゼブブに生きて欲しいと死んでいきましたが、リリスはこんな状況になった時にそれを止めるリミッターとして働くようにベルゼブブの身体に自分の意思を残したという事だったんでしょうか?
ベルゼブブはリリスの意思に対して、今の自分は命を捨てているんじゃなく、命をかけて勝とうとしているんだ、だから止めないでくれと訴える!
するとリリスの意思はベルゼブブの意思を汲みとったのか収まり、逆に力を与えたかのようにベルゼブブは杖を自分の前方にスピードで何度も突き出します!
おそらく、ベルゼブブの肉体はこれに悲鳴をあげているんじゃないかと思いますが、ベルゼブブはその苦痛の中に『生』を感じているようにも見えます!
ベルゼブブが猛スピードで杖を突き出していたのは、そこから発生する振動を振動で増幅し、巨大な振動エネルギーの塊を作り出す事が目的だったようです!
テスラはそれに気づきますが、気づいた時にはすでに手遅れ!
おそらく、虚神以外にテスラを葬る技としてベルゼブブが考え出したのがこの技!
増殖する闇黒波(ソラト・タウ)
テスラはこれを避けきる事は不可能と見て、両手がガード体勢をとりますが、これはおそらく最後のテスラコイルを破壊から守る為であり、スーツの防御力に頼っただけのものかと思います。
もしかしたら、ベルゼブブも最後のテスラコイルを粉砕して終わらせようとしたのかも?