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終末のワルキューレ68話ネタバレ!|ベルゼブブの過去

終末のワルキューレ
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終末のワルキューレ68話ネタバレ!|喪失と復讐

 

喪失と復讐



ルシファー達と共に笑う楽しい日々…

ベルゼブブは、このままずっと、いつまでも皆と一緒にいられますようにと願っていました…

孤独で辛い日々には、失うものがなく、また何にも執着は無いかも知れないですが、一度幸福になるとそれを守り、失いたくないという執着が生まれます…

ベルゼブブの思いはごく自然であり、誰もがそうあって欲しいと感じさせられると思いますが…

ベルゼブブが森の中で目を覚ますと、自分は血みどろになっていて、周囲にも夥しい大量の血が…!

混乱するベルゼブブは傍で眠っているだろうルシファー達に呼びかけますが、ルシファー達から返事は無かった…

彼らは何者かに心臓あたりを貫かれて絶命している…

すぐに自体が飲み込めないベルゼブブですが、彼らの傷口にハエが集る様子を見て、彼らが死んでいる事を理解したベルゼブブは悲鳴をあげる!

自分を救ってくれたかけがえのない親友達が突然斬殺されている光景を見るというのは、どれほどショックな事でしょうか…

また、ベルゼブブは彼らが心臓をやられているのを確認すると、自分の呪いの影響であると理解して、その場にへたり込みますが、これでベルゼブブの中でサタンは実在するという事が明確になりました…
また、自分が呪われている事も…

しかし、そこで湧いて来たのは理不尽に親友達を命を奪った姿が見えぬ仇、サタンへの強烈な憎悪と復讐心!!

それは、明確な生きる目的を持っていなかったベルゼブブに生まれた初めての生きる目的となる!!

お前が自分を不幸にし、全てを奪い取ろうとするなら、自分もお前から全てを奪ってやる!

お前を殺してやる!!

ベルゼブブは姿が見えぬ仇に復讐する事を宣言します!

ベルゼブブはそれから取り憑かれたように、サタンという正体不明の古の怪物について調べはじめます!

己の全てをそれに注ぎ込む日々はベルゼブブをまた孤独へと追いやり、また、サタンに対する強烈な殺意がベルゼブブの形相を正に悪魔というような凄まじいものに変貌させ、ベルゼブブが街を歩けば誰もが目を伏せ、避けて通るような状況になります…

しかし、今はそんな事は気にならず、生きる目的のためには全く関係がない問題…

図書館に篭り、大量の文献からサタンの正体を暴き出そうとしていますが、第六天魔王を生み出した方法も、この時に見つけていたのかも知れないですね…

しかし、そんなベルゼブブにまた声をかけてくる女神が…!

彼女はルシファー達が殺害された事件について調べており、その事件の生き残りであり、また犯人だとも言われているベルゼブブの噂を聞き、ベルゼブブに会うためにやってきた…

美しき女神リリス…

なんだか、かなりキツめな性格っぽいですが、呪われた少年ベルゼブブのもとにやってきた目的は?

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