終末のワルキューレ63話ネタバレ!|兄ゆえに、愛ゆえに
兄ゆえに、愛ゆえに
ポセイドンは神兵達にハデスの姿が見えないが、どうしたと尋ねますが、神兵の一人はハデスはタルタロスから攻めてくるティターン神族を止める為、たった一人で冥界に向かったのだという…!
その頃ハデスはティターン神族の屍の山の上で鼻歌を口ずさんでいた…
本当にたった一人で立ち向かい、全滅させてしまったみたいですね…!
報告を聞いたポセイドンは冥界の門に向かい、血塗れの兄を発見する!
ハデスはギガントマキアには勝った様だなとポセイドンに声をかけるが、ポセイドンはそれよりも、自らの兵を全て援軍に出し、たった一人でいくとは無茶が過ぎるとハデスを嗜めるが、ハデスは兄として弟達を守るのは当然の事だと返す。
ポセイドンはそれでも負けていたかもしれないと、無茶な行動に対して否定的に返すが、ハデスはお前達の兄として誰にも負けないと誓おうと口にするが、それでもやはり、今回は無茶が過ぎたなと認め、その場に倒れる…
ポセイドンはそんなハデスに『礼は言わぬぞ、兄上』と笑顔で手を差し伸べる…
ハデスはハッとした表情を浮かべて、お前が兄と呼んでくれたのは初めてだとポセイドンの手を掴み、改めて絆を確かめ合うのだった…
それが神に信頼される神であるハデスの本質…!
現代のアレスは叫ぶ!
冥界の王ハデスは絶対に我らの信頼を裏切らないのだと!!
しかし、ヘルメスはハデスが何故そこまで兄弟という関係に拘るのか理解しかねると口にする…
ヘルメスとアレスも兄弟のはずで、アレスはそれを言われて何で?お前そんな風に思ってるの?と言うリアクションをみせますが、ヘルメスの疑問の答えはオレが教えてやろうとかと言う者が現れる!
それは四兄弟の一人アダマス!
姿は変わっていますが、ベルゼブブによって機械化されて生き延びていたアダマスが何故ここに!?
ヘルメスは事情を知っており、アレスはまた何も知らなかったようですが、アレスは何でアダマスが生きているのかと焦る!
ヘルメスは事情を説明する…
アダマスはゼウスに背こうとした事でポセイドンにケジメをつけられたが、その後にハデスの命令でヘルメスが命を繋ぎ、ベルゼブブがアダマスの肉体を機械化する事に救った…
それはポセイドンも了承しており、そうでなければアダマスは塵も残さずに滅殺されていただろうと…
アダマスは今、冥界の神アダマンティンとして立派に役割を果たしており、以前よりもかなり神らしくなっているようですが、そのアダマンティンはハデスはそう言うお節介野郎なのさと笑ってヘルメスの疑問に答える…
アダマンティンは言う…ハデスが兄弟に拘る事に理由など存在しない…
ハデスはただ、俺達兄弟の事が大好きなだけなのさ、と…
かつてアダムは自分の子供達である人類を守るのに理由なんか必要なのかと言っていましたが、ハデスも同様に兄弟達に無償の愛を現しているだけの事だった…!
最初から優しい人オーラは醸し出していましたが、想像以上の優しい神だった!!
おそらく兄弟以外にもそうなんでしょうが、どこかの鬼狩りの少年みたいに、兄ゆえに、愛ゆえに自分を犠牲にできる神なんでしょう!!
ハデスというキャラクターがますます魅力的に感じられてきました!!
最後までお読み頂き、誠に有難うございました!
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