終末のワルキューレ96話ネタバレ感想考察|鬼爪三段突
鬼爪三段突
沖田は最後の大技の前にスサノオに対して、あなたが自分を今の境地にまで至らせてくれたと謝意を述べます。
その謝意には一切の他意は無く、本当にそう思って言っているのでしょう…
相手がスサノオではなかったら、沖田が今の境地に至れなかったのは間違いないですし、やはり人間は独りでは成長できない…
自分を追い込み高めてくれる相手がいてこそ進化する事ができるわけで、沖田がそう感じているのも誠の武士となったからではないかとも思いますね…
新撰組メンバーは沖田が必殺の3段突を出す気だと察しますが、近藤は3段突にはちがいないが、ただの3段突ではないと叫んでいます。
沖田自身が超絶進化しているわけですから、ただの3段突でないのは誰の目にも明らかなわけですが、それをわざわざ口に出さないといられないくらいの剣圧をビシビシと感じでいるのでしょうね!
沖田はまるでジェットエンジンでも搭載しているのかの如く、凄まじいスピードとパワーでスサノオに突進する!
1段目!
スサノオはそれを愛刀で防ぎますが、そのパワーに体勢を崩されてしまいます!
2段目!!
スサノオは体勢を崩されながらも何とか愛刀で弾き返しますが、2段目は一段目よりもスピードもパワーも増している様で、スサノオは通り過ぎた沖田の方を振り返りながら戦慄の表情を浮かべる!
3段目!!!
スサノオはこれも愛刀で防ぎますが沖田はそのままスサノオを押し込見ながら突き進んでいきます!
スサノオは渾身の力を込めて弾き返しますが、沖田はそれに跳ね返される事なく、そのままミサイルの様に駆け抜けていき、停止すると、その時、初めてハアハアと呼吸を乱す…
沖田が呼吸を乱している事で、この鬼爪三段突が今の沖田の渾身の一撃だった事がよく伝わりますが、その結果、スサノオは…?
何と沖田の鬼爪三段突はスサノオの神器を完全に破壊し、更に左脇腹を抉り取るという致命的なダメージを与える事に成功しました!
スサノオは吐血し、人類側観客席は勝利を確信して湧きかえる!
観戦していたアマテラス達も絶句というような状況ですが、唯一人、勝利を確信すべき当人である沖田だけが、何か違和感をおぼえているようですが…