終末のワルキューレ86話感想考察|ロキの想い
ロキの想い
ロキはヒルデだけが生き残っても意味がないという意味を察しているようです…
じゃあ上手く出来るといいね、ジークフリートの救出をと声をかける…!
それに瞳孔を開き、足を止めて反応するヒルデ!
囚われの身のジークフリートが登場して、ヒルデがラグナロクを開催させた目的が彼に関係する事だという事だけはわかっていましたが、やはり間違いないようですね…
ロキはヒルデの反応を見て、彼がこのラグナロクに関係ないわけがないと言い、更に、君が誰を相手にしてでも闘うつもりなのはよくわかるという!
ヒルデはそれを否定も肯定もせず
ただ少し振り返り『あなたには関係ありません』とこれまでで一番冷たい眼差しを向ける…
それが分かっているなら、自分には関わろうとするなという強い意思を感じますが、それを察したロキの胸には痛みが走っているようです…
ヒルデは我々は必ず勝ち人類を救ってみせる…せいぜい自分の心配をしなさいと言い残し、ロキも何も言えずにヒルデの背中を見送っていますが…
ヒルデが人類を救おうとしている気持ちに嘘はないと思いますが、それはジークフリートの救出とも同義であるように感じられます。
彼女はとにかく大切なものを守る為には鬼にも夜叉にもなるつもりだというのをロキは今、改めて実感したようです…
ロキはそのまま自室に戻っていますが、そこには自分で作ったものなのか、ヒルデの等身大の人形があり、ロキをヒルデとして椅子に座らせ、話しかけながら髪をとかしています…
さっきは僕を冷たい目で見たり、関係ないとか冷たい言葉をかけたりしてきたが、僕はずっと前からこんなに君の事が好きなのに…と人形に抱きつき、ヒルデを求めています…
少し意外な展開ですが、これはロキが何かしてくる伏線になるのでしょうか…?
一方、こちらは本物らしきオーディンが回廊を歩いていると、その眼前にシャーロック・ホームズのコスプレをした釈迦がオーディンを待ち構えており、オーディンをディンディン呼ばわりして、ここまではディンディンの目論見通りなんじゃないかと尋ねます…
フギンとムニンが無礼だと釈迦を威圧し、オーディンもお前と戯れているヒマはないと無視して立ち去ろうとしますが、釈迦はディンディンにジークフリートって一体何者なのかと尋ねます…!
オーディンはそれを聞いて立ち止まり、釈迦は今坂田金時に色々と探ってもらっているが、何だか随分長い間タルタロスに幽閉されているみたいだが、それもディンディンの指示みたいだねと質問を続ける…
ジークフリートとブリュンヒルデ
ときたら、やはりオーディンも絡んでいて当然ですよね…