真・鮫島事件あらすじと感想と考察|感想と考察
感想と考察
非常に面白いホラーエンターテイメント作品だと思います!
楽しいはずのリモート飲み会が突然、非日常の世界への入り口となり、一人また一人得体の知れない存在によって消されていく…
古今からよくあるシチュエーションだといえますが、それをコロナ禍の『今』として見事に表現されていると感じましたね!
なんでしょうか…マスクをつけていて、更にリモート飲み会なんてシチュエーションは架空の人物と出来事だとわかっていても、なんだか他人事ではなく、感情移入しますし、臨場感も倍増してしまったりするんですかね?
やたらスッポリと世界観にハマれます(笑)
90分ほどの作品で、笑いもなく緊張した場面が続くのですが、本当にちょうど良い長さになっています。
ホラーに慣れておられない方にはちょうどいい作品かも?
最初にも書きましたが、鮫島事件実在説には殺人事件だという話もあるようで、本作品はそこを膨らませた形として表現された実在説への一つの解答であると感じました。
甲塚が気になるのは、最初に現れた怪異、あゆみの幽霊なんですが、あゆみは何を伝えたかったのか?
不気味には登場しましたが、甲塚はエレベーターが動かなかったのはあゆみの仕業で、あゆみは菜奈をリモート飲み会に参加させたくなかった。
参加しちゃいけないよ、というサインだったんじゃないかと考えています。
あゆみは怖がりだったようですが、優しい女性だったんでしょうな…
また、あゆみは白風荘で幽霊を見たようですが、それはあゆみにしか見えていなかった…
元々霊感が強い女性だったのかも?
あゆみだけが遺体が残されていたこともそれにつながっているのか?
色々と気になりますが、非常に面白い作品でした!
最後までお読み頂き、誠に有難うございました!
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