コーヒーの有効成分3選|カフェイン以外に何が含まれている?
コーヒーの有効成分3選についてこの記事をご覧いただきましてありがとうございます。
西園寺と高須の男性の健康と美容のコーナーの西園寺 実でございます。
前回の記事では、コーヒーの健康効果10選を紹介しました。
よく考えますと、健康効果が10個もあるなんてかなり凄いですよね。
こんなに凄い効果を持っているならCDTV風にもっと派手なランキング形式にしても良かったかもと少し後悔しています。
はい、嘘です。スベる未来しか見えません。
さて、コーヒーの健康効果はわかりました。
では実際にコーヒーのどんな栄養素が効果を発揮しているのでしょうか。
また、コーヒーの有効成分と同じものが含まれている食材はどんなものがあるのでしょうか。
今回はコーヒーに含まれる有効成分3選を
- コーヒーの有効成分3選|カフェイン
- コーヒーの有効成分3選|抗酸化物質(ポリフェノール類)
- コーヒーの有効成分3選|カリウム
以上の項目に沿ってご紹介しております。
コーヒーの有効成分3選|カフェイン
カフェイン
まずは「コーヒーに含まれる有効成分は何と聞かれると思い浮かぶものは?」とアンケートしたら絶対1位になるであろうカフェイン。
カフェインはコーヒーの主要な有効成分であり、覚醒作用を持つアルカロイドの一種です。コーヒー豆、茶葉、カカオ、ガラナなどの自然由来の植物に含まれており、そもそも日常的に摂取されることが多い成分です。
摂取後、カフェインは速やかに血流に入り、脳に作用して眠気を抑え、集中力を高めます。
この効果は、カフェインが脳内でアデノシンという物質の働きをブロックすることによって生じます。アデノシンは眠気を引き起こす化合物であり、カフェインはその受容体に結合することで、眠気を感じにくくさせるのです。
また、カフェインには運動パフォーマンスを向上させる効果もあります。適量のカフェイン摂取は、筋肉の収縮力を高め、脂肪酸の分解を促進することでエネルギーの消費効率を改善します。
これにより、持久力スポーツや集中力が必要な活動において、パフォーマンスが向上すると報告されています。そして、カフェインは一時的に代謝を高めるため、脂肪燃焼を助けるとされ、ダイエット目的で利用されることもあります。
しかし、カフェインの摂取量には注意が必要です。一般的に、1日あたり400mg(コーヒーなら3〜4杯程度)が適量とされており、それ以上の摂取は過剰とみなされる可能性があります。
過剰摂取による副作用としては、不安感、動悸、頭痛、胃の不調、さらには不眠症が挙げられます。特にカフェインに敏感な人や、カフェインの代謝が遅い体質の人は少量でもこれらの症状を感じることがあります。
妊娠中や授乳中の女性はカフェインの摂取量にさらに注意を払う必要があります。カフェインは胎盤を通過し、胎児に影響を与える可能性があり、摂取量を制限することが推奨されています。
カフェインは長期的に中枢神経に依存を生じることがあります。習慣的に大量のカフェインを摂取すると、体がカフェインなしでは集中できなくなり、逆にカフェインの効果が薄れます。
急に摂取を止めると、頭痛や疲労感、イライラなどの禁断症状が現れることもあります。
カフェインが多く含まれる食材は他に紅茶、緑茶などの茶葉類が挙げられます。