オリエント1巻ネタバレ!感想と考察|武田武士団現る!
武田武士団現る!
鬼神を倒したと判断し、その場から撤退しようとした二人の前に、突然現れた武装集団!
この武装集団は、鬼神討伐に現れたようですが、武蔵は己の手柄だとアピールします。
しかし、鬼神はまだ死んでおらず、武蔵は笑い飛ばされてしまいます。
直後に復活する鬼神…
愕然とする武蔵ですが、鎧の人物は当然の如く落ちつき、君の代わりに鬼神を討ち取ると宣言します。
しかしこれは、武蔵の誇りを傷つけ、その魂を燃え上がらせる結果となります!
暴れ出す鬼神、炎まで吹き出し、完全にキレてしまっているようです!
しかし、その様を見て尚、武蔵は獲物を横取りされる事に我慢ができません!
巨体も、そこから噴き出す炎すら、武蔵には恐怖の対象になりません。
武蔵にとっては、己の夢に背を向ける事の方が恐怖の対象であり、憎悪すべき事なのでしょう。
武蔵には、その姿がとても勇敢に映っているようですが、甲塚的には、これは勇敢というより、蛮勇に見えます。
しかし、未知の世界に踏み入る時、人間にはこの何者をも恐れずに突き進む蛮勇も必要ではあると思います。
そして、ついに素顔を晒した鎧の人物、武田尚虎!
武田武士団の団長のようですが、鎧についている家紋は現実世界の武田信玄の武田家の家紋ですな…
武田武士団の開祖として、武田信玄が登場したりするのでしょうか?
尚虎は、武蔵に現実を突きつけ、この場は武田武士団に任せるように説き伏せようとしますが…
武蔵がそんな事聞くわけもなく、鬼神に取り付こうと走り出します!
また、武田武士団は鬼神の弱点である『真角』に対し、集団の技『碧天鶴翼』の照準を定めます。
この『鶴翼』は、現実世界の武田軍の陣形として有名で、これもやはり現実世界の武田軍を意識した名前ですな。
しかし、事情が分からぬながら、本能で碧天鶴翼によって本当に獲物を横取りされると悟った武蔵は、大地をかち割る大技を使い、鬼神を転倒させ、碧天鶴翼を外してしまいます!
騒然となる中、武蔵はまんまと鬼神の腹に取り付き、ついに弱点である真角を捉えます!
しかし、真角を破壊しようと放った武蔵渾身の一撃は…
真角に全く通用せず、愛刀は粉々になってしまいました!
呆然とする武蔵の目の前に現れたのは、尚虎!
尚虎は一瞬で真角を真っ二つにしてしまいました!
武蔵は、本物の武士の強さを見せつけられ、初手柄は尚虎に横取りされてしまいました!
第1巻の内容はこれにて終了!
まとめ
登場人物のセリフまわしや性格なんかは、大高ワールド全開ですな!
物語は始まったばかりで当たり前なんですが、謎だらけで面白い!
ワクワクしますね!
しかし、武田尚虎…
シンドバッド臭を激しく感じるのは甲塚だけでしょうか?(笑)
一癖、二癖ありそうな人物なんで、今後は武蔵と小次郎にとって、時には味方、時には敵となりそうな人物に見えます…
なにはともあれ、また大高ワールドに浸れる喜びに、今は酔い知れる事にします!
この記事でのご紹介は以上になります。
最後までお読み頂き、誠に有難うございました!
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