オリエント1巻ネタバレ!感想と考察|初めての鬼退治!
初めての鬼退治!
ツルハシか大鎌のような形状の武蔵の愛刀…
天才鉱夫である武蔵にはピッタリな形状ですが、この形状も何かの伏線になるのですかね?
武蔵は、愛刀を使って特殊な居合斬りを披露します!
刀身を大地に突き刺し、それを一気に引き抜く事で凄まじいスピードと破壊力を生み出す技のようですね。
鬼はこれにて一刀両断!
武蔵はこれで、己の夢に一歩踏み出したのです!
迷える少年、小次郎
小次郎は基本的にウジウジした性格のようです。
武蔵の鬼退治を目撃し、一瞬熱いものを感じましたが、それもすぐに冷めたようです。
彼のウジウジした性格に拍車をかけているのが、暗黒時代とも言える幼い時の記憶でした。
小次郎の回想…
このタメ五郎くんは、宿題を忘れてしまい、この刑に処せられてしまったようです。
その様子から見て、これは耐え難い恥辱なのでしょう。
タメ五郎くんは武士ではないのでしょうが、これは、武士という存在がこれほど卑下されているという事なんでしょうね。
武士の子である小次郎の心に、この光景はトラウマとして今ま刻みついているのでしょう。
おそらくは亡くなっている小次郎の父親…
彼は小次郎の心をフォローする為に鬼神の真実を語り、武士として誇りを持って生きて欲しいと言いますが、小次郎は15歳になった今でも、迷い続けているようです。
鬼神降臨!
鬼退治を見ていたのか、天から、鬼達のボスである鬼神が降臨します!
このキョロちゃんみたいなやつが鬼神?
見た目通り、武蔵の愛刀で一刀両断されてしまいます!
しかし、恐るべき生命力を見せ、再生し始めます。
まあ、このくらいは全く驚きませんが(笑)
再生した鬼神は、役人から奉納された金属を貪り始めます。
そして、エネルギーが満たされたのか、期待通りの変身に入ります。
鬼神の名は炎獄天狗…
圧倒的な巨体に、凶悪そうな形相…
神と崇められる存在とは到底思えない!
どこからどう見ても、破壊をもたらすだけの化け物です!
小次郎、武士を自覚する
この鬼神、炎獄天狗を討ち取って、初手柄にしようとなんの迷いもなく立ち向かう武蔵!
しかし、鬼神の戯れの一撃であえなく気絶!
なんとか持ちこたえた武蔵でしたが、金属を食べる鬼神は、小次郎の愛刀を食べようと、小次郎から愛刀を奪おうとします。
その時、小次郎は己の命よりも刀を守ろうとします。
武士である事に迷っていた小次郎でしたが、やはり武士の子は武士!
命より重い武士の誇りを守ろうと、必死に抵抗します!
しかし、鬼神の圧倒的な力には抗えず、愛刀は奪われ、鬼神の腹の中へ…
しかし、小次郎が無力を痛感する間も無く、武蔵が復活し、再度鬼神に挑みます。
友の誇りを取り返す為に!
武蔵は鬼神の腹に取り付くと、愛刀を振るい、まるで採掘するが如くに一心に鬼神の腹を穿ちます!
かなりの硬度を持ちそうに見える鬼神の腹ですが、武蔵の猛攻の前に、ついに腹部が破壊されてしまいます!
そしてついに、武蔵は友の誇りを取り返してしまいました!
鬼神の体内には、体液のようなものが存在しているようですね…
これは今後、鬼神の正体について深く関わってきそうな感じがします。
また、ここで、武蔵が腹に取り付いた時に役人達がギクッとなっている理由は後から判明します!
鬼神は活動を停止してしまいました。
二人は鬼鉄騎でその場から退散しようとしますが、小次郎は自分の物であり、父の形見であるこの鬼鉄騎については運転できる以外何も知らないようです…
まあ、鬼神の体から作られたアイテムであろうかとは思われますが…