オリエント115話ネタバレ!みちるとの別れと武蔵の決意|自斎と五傑将、武蔵と黒曜の女神の血
自斎と五傑将、武蔵と黒曜の女神の血
小次郎とつぐみは武士達に厳重に警護された廃寺の中に案内される。
おそらく、敵の再襲撃に備えて竜臣の身はいつもよりかなり警護が厳重になっているのでしょう。
二人はそのプレッシャーの中でさらに竜臣に対面し、カチコチになって鼓動を早めていた…
竜臣は、小次郎が知りたがっていると言う鐘巻自斎と言う男の件だが、と広げた巻物を指差しながら話を切り出す。
小次郎は望んでいた事を向こう側から教えてもらえることに面食らうが、ついに父親について知る事ができるとさらに鼓動を早める。
竜臣は、鐘巻自斎と言う男は上杉武士団で鬼神退治をしていた強力な武士である可能性が高いと口にする!
小次郎はそれに驚き、つぐみは大興奮!
小次郎は竜臣に話の続きをせがむが、落ち着けと制される。
しかし小次郎はワクワクが止まらない。
竜臣がそうだと判断したのは、竜臣が持参した絵巻物、武士の間では『鬼別帳』と呼ばれるもの、その最後にある花押が、まさしく上杉武士団の長のものだから…
つぐみは小次郎に私の言った通りでしょとテンションがさらに上がるが、小次郎はさっきの』可能性が高い』と言うのが気になる。
竜臣はそれに対し、そう言ったのは竜臣自身鐘巻自斎に会った事はなく、先程の花押は上杉の先代つまり15年前に亡くなった竜臣の父のものだったから…
小次郎はつぐみに話しが違うと言うが、つぐみは上杉のお殿様と言うことしかわからなかったのだと言い訳する。
竜臣は一応、上杉の現存する史料も探させたが、鐘巻自斎と言う名は見つけられず、おそらく団員ではなく、今回の連合軍のように一時的な関係だったのだろうと推測するが、それ以上の事はわからないと説明する。
小次郎は掴みかけた父親の情報は不明瞭なままとなり、落胆するが…
竜臣は、鐘巻自斎に至る方法はまだあると言う。
それは、他の四大武士団にあたること…
日ノ本には、絶対的な力を持つ大武士団が五つ存在する。
武田、徳川、北条、伊達、そして上杉…
その上杉の棟梁だった竜臣の父から花押を貰い受けていたと言う事実は、鐘巻自斎はかなりの重要人物だったことを意味しているはず!
必ず史料にその名が記されているはずだ、と…
竜臣はさらに、五大武士団のそれぞれの王である『五傑将』を呼び寄せて協力を仰いでやってもいいとさえ言ってくれる!
小次郎は喜ぶが、なぜ、自分にそこまでしてくれるのかと尋ねる。
竜臣はその理由を、ただの交換条件だという…
昨晩、武蔵は勝己が消えた場所で竜臣から重大な協力依頼の話を受けていた。
竜臣は今回、武蔵が飲んだ『黒曜の女神の血』は、『五傑将』で均等に分け合っているものであり、竜臣は他の五傑将から残りの血を回収する、そして、それを武蔵に飲んで欲しいのだというのだ。
美しき黒子さんは、いくら女神の器だろうとも、こんな子供にそれは危険すぎると止めようとするが、竜臣は『黒曜石の八人』を倒す為だと美しき黒子さんを黙らせる。
竜臣はこれから黒曜石の八人と徹底的に戦うつもりであり、武蔵にも命懸けで協力して欲しいという!
武蔵は沈黙する。
それを受けた竜臣は、お前にそんな義理はないよな…と口にする。
しかし、すこし考えてみて欲しいと言おうとした時…
武蔵は協力すると答える!
竜臣はその理由が気になる。
武蔵は上杉とは何の所縁もない。
危険をおかす理由がどこにあるのだと…
武蔵は、理由ならあると交換条件に二つの事をお願いする…
その一つが、小次郎に鐘巻自斎の話をしてほしいというものだったという事…
つぐみは武蔵ったら男前ね〜と感心しますが、しかし、それならもう一つのお願いというのは一体なんなんだろうと気になるのだった…