ONEPIECEDの意志と日本神話|Dとは?
天暦と海円暦
アラバスタ編でロビンがポーネグリフを読んだ時に、ONE PIECE世界には『天暦』と『海円暦』という2つの暦がある事が判明しています。
ちなみに、ONE PIECE世界の現在は海円暦1500年代であるようです。
おそらく天暦から海円暦へと移行したのだと思われますが…
ここからは妄想です。
天暦から海円暦へと移行する原因となった出来事があったはずです。
甲塚的には、その転換期に日本神話における『国譲り』に似た世界の支配権の移譲があったのではないか?
例えば、『天』に由来する文明から、『海』に由来する文明に世界の支配権が移譲された、とか…
ONE PIECE世界で『天』といえば空島や月がイメージされますね。
日本神話とは逆で、元々ONE PIECE世界を支配していたのは天から来た天津神であり、海に由来する青海土着の存在が国津神といえ、天津神から国津神への国譲りが行われたとか…
現在の支配者
ONE PIECE世界の現在の支配者は天竜人ですね。
天竜人を見ると、やはり天とつくので天津神をイメージしてしまいます。
ここからはまた妄想がきつくなりますが…
ONE PIECE世界での天津神から国神神への国譲りがあったとして、それはある『約束』を条件に平和的に行われたとします。
しかし…
その守るべき約束を一部の国津神が破り、かつての支配者であった天津神を名乗るようになった…なんて考えられませんかね?
もし、天津神が月の文明であったなら、それは恐るべき科学力を持っていたに違いない。
月の文明はそれを青海にもたらしたはずです。
しかし、それによって青海になんらかの変化が起こってしまった。
それを悔いた月の文明は、その文明の科学力を永遠に用いるべからず的な約束をし、歴史から姿を消していった…
しかし、それから数百年の後、その約束を破った者達が今の天竜人達の祖先…
では、Dとは?
妄想全開です!
Dとは、天津神や国神神よりも更に旧い真の土着の存在だったのでは?
支配者が何者であろうと決して従わず、自由意志を貫く存在で、その『意思』は人種の差別なく受け継がれ、いつしか何者の支配も受け付けない自由平等な『巨大な王国』と呼ばれる共同体を作りあげるに至った。
かつての支配者である月の文明の末裔達は空島を作り移住したが、一部は青海に残り巨大な王国はそれを受け入れていた。
しかし、かつての月の文明の科学力に手を出した一部の国津神たちと戦う事となり、巨大な王国は敗れた…
その歴史的事実を、月の文明の技術を受け継いだワノ国の光月家がポーネグリフに刻んだ。
このポーネグリフに刻まれた『古代文字』も曲者ですな…
エネルが月で見つけた壁画、あれには何やら文字らしきものもありますが、ポーネグリフの古代文字とは少し違うような気もします。
月の文明の文字をそのまま『古代文字』としてしまうのはONE PIECEの謎解きをするのには危ないかも知れない?(笑)
まとめ
色々書きましたが、甲塚が思う『D』は、
『人間らしい人間』
が1番わかりやすい表現かも知れません。
正直、天竜人の何が偉いのかわかりませんし、ONE PIECE世界の人々とて、天竜人を尊敬している人なんか、ほぼいないでしょう(笑)
正体不明、自分にとって何の利益ももたらさないし、迷惑でしかない存在による不当な支配を受け入れる事は、全くもって異常でしかありません。
それを身をもって行動に移したルフィが『D』。
人間が人間を支配し、思うままに操ろうとする事をルフィは1番憎みます。
かつてオハラのクローバー博士が言及した、世界政府が恐れる巨大な王国の『思想』の体現者がルフィなんでしょうね…
この記事でのご紹介は以上になります。
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