ワンピース第909話ネタバレからマルコとネコマムシの会話を深堀り|天上金の存在
白ひげの大切なモノ
マルコが医者として生きているのは『白ひげ』の生まれ故郷でした。
『白ひげ』の生まれ故郷であるその『島』は、貧しさ故に『天上金』を払えず世界政府に加盟できなかったようです。
この事実に、私はムカっ腹が立ちました!
要するに、金や何かそれに代わるものをある程度以上持っていない国や地域は『世界』の一部として認められないという意味になりますよね?
また、そういう非加盟国は世界政府の庇護も得られない故に、海賊や人攫いが横行する無法地帯になる…
要するに、海軍や世界政府の機関は、それを見て見ぬふりというか、見捨てているという意味ですよね?
自らの意思で加盟しないワノ国のような国を除いてですが、仮にも『世界政府』を名乗る巨大な組織が、貧しさを理由にそれを『世界』から切り捨てるなんて、どう考えても非人道的であり、天上金を払えさえすれば、どんな非人道的な国や地域でもその庇護下に入れるなんて、個人的に許せません!
『白ひげ』は、その非加盟である島に生まれ、その状況から生まれる不幸な孤児の一人だったようです。
『白ひげ』は一生涯、海賊となってからも生まれ故郷を気にかけ、身分を隠して海賊として手に入れた『汚れた金と物資』を生まれ故郷に放り込み続けた。
この事実についてのネコマムシのセリフ
『汚れた世界に金のキレイも汚いもあるもんかよ…!!』
が、非常に胸に沁み入ります。
『白ひげ』は、生まれ故郷と血の繋がりを超えた愛する家族を守る、その為だけに海賊としてのし上がり、四皇となった後にも、それは全く変わる事はなかったのです。