ワンピースのゴールドロジャーについての考察|ONEPIECEの原点でもあり重要人物
ワンピースのゴールドロジャーについての考察についてこの記事をご覧いただきありがとうございます。
いい芝居してますね!サイト管理人の甲塚誓ノ介でございます。
この記事ではワンピースの原点とも言える人物、海賊王ゴール・D・ロジャーことゴールドロジャーについてを
- ワンピースのゴールドロジャーについての考察|海賊王と呼ばれる理由
- ワンピースのゴールドロジャーについての考察|すでに『ひっくりかえして』いる!?
- ワンピースのゴールドロジャーについての考察|病は?
以上の項目に沿ってご紹介させて頂きます。
ワンピースのゴールドロジャーについての考察|海賊王と呼ばれる理由
『ONE PIECEの物語の原点、海賊王ゴール・D・ロジャーについての考察』
ONE PIECE世界の革命者であり、『大海賊時代』を到来させたのが、『海賊王ゴールドロジャー』ことゴール・D・ロジャー。
ONE PIECE世界では誰もが知る大悪党。
しかし、海軍関係者以外で直接ロジャーと出会った人々の中に、彼を悪く言う人はいないようです。
そんなゴール・D・ロジャーについて考察していきたいと思います。
海賊王と呼ばれる理由
ロジャーは『海賊王』と呼ばれています。
しかし、『海賊王』と呼ばれる理由は何なのでしょうか?
ロジャー率いる『ロジャー海賊団』が史上唯一グランドラインを制覇した事は周知の事実。
しかし、それだけで『海賊王』と呼ばれるのでしょうか?
グランドライン制覇のみなら、『航海王』とか『冒険王』の方が呼び名に相応しいかと思います。
ルフィ達『麦わら海賊団』も、悪事らしい悪事を働いていません。
それどころか、悪意の支配者に苦しむ人々を救う英雄的行動の方が圧倒的に目立ちます。
しかし、それそのものが『悪事』であるのかも知れません。
誰に?何に対しての悪?
それは無論、『世界政府』に対してでしょう。
ONE PIECE世界では『世界政府』は絶対であり、反抗する勢力は『悪』として認識されるようです。
『ロジャー海賊団』も、『麦わら海賊団』のように悪の支配者を倒す英雄的行動を続けていたものと推測されます。
更に、『ロジャー海賊団』の副船長だったシルバーズ・レイリーは
『すべてを見た』
というような事を語っていました。
ロジャーと『ロジャー海賊団』のクルー達は、『世界政府』が必死にひた隠す世界の真実、つまり『空白の100年』に何があったのかを知り、『ひとつなぎの大秘宝』の正体をも知ってしまった。
故に、その首領であるロジャーは世界一の悪党『海賊王』と呼ばれるようになったのでは?と思います。
ワンピースのゴールドロジャーについての考察|すでに『ひっくりかえして』いる!?
すでに『ひっくりかえして』いる!?
ロジャーはレイリーとの出会いの際に
『オレと一緒に世界をひっくりかえさねぇか!?』
という発言をしています。
この発言の意味について考えてみます。
『世界をひっくりかえす』
この『世界』とは、『世界政府』に統治されている世界を指すのだと思います。
『世界政府』はその絶大な権力により、情報操作などで、真実を無理矢理捻じ曲げている節があります。
世界政府は『正義』、それに従わない者は『悪』
普通なら、この図式を覆す事は不可能でしょう。
しかし、『世界政府』にとって絶対に知られたくない、知られると都合が悪い『空白の100年』について知る者が現れ、その人物が行動を起こしたとすれば、それは十分に『世界をひっくりかえす』事になるでしょう。
しかし、甲塚思うに、世界はすでにひっくりかえっているのではないでしょうか?
『世界』の秘密を知りえたロジャーにはそれが可能だったように思えますが、彼はそれをせずに海軍に自首し、処刑されました。
彼は不治の病に冒されていたようですが、それが行動しなかった理由ではないかと思います。
年齢も理由にはならないでしょう。
理由と考えられるのは、
『既に目的を果たしたから』
ではないでしょうか?
彼は処刑前に、
『財宝か?欲しけりゃくれてやる。この世の全てをそこにおいてきた』
と発言し、『大海賊時代』を到来させています。
これにより、『世界』は大きく変化したのだと思います。
それまでの価値観は変化し、『世界政府』に対して反抗的態度をとる個人や団体に勢いがつき、増加した。
彼は、『時代』を動かしたのです。
おそらく、それまで盤石の態勢で世界を統治していた『世界政府』の根幹が、大海賊時代の到来により激しく揺らいでいるのです。
ロジャーは『世界』というか、人々の『世界観』をひっくりかえしたのではないでしょうか?
ワンピースのゴールドロジャーについての考察|病は?
ロジャーの『病』
ロジャーは『不治の病』に冒されていたそうです。
これは甲塚の単なる妄想です。
甲塚は別記事に『D』の名を持つ者は、『世界政府』誕生以前に存在した『巨大な王国』、つまり『ラフテル王国』の民と様々な種族とのハーフであるという仮説を書いています。
同時に、ラフテルの民は地球人には何でもないウイルスに弱く、それが元になって滅びたという仮説も書いています。
ロジャーはもしかしたら、ラフテルの民の血が濃く、年齢とともにその特徴が強くなったか、あるいは何らかの出来事で血が覚醒してウイルスに対する抵抗をなくしてしまったのか、そのウイルスにより不治の病を発症してしまった。
ONE PIECE世界の医学と科学は世界観とは不似合いに発達している部分がありますが、我々の世界より発達しているように見える医学をもってしても、その体質を変える事は出来なかったのだとみます。
『オレは死なねぇぜ?』
ロジャーは自首する前に副船長であるレイリーに
『相棒、オレは死なねぇぜ』
という言葉を残しています。
ONE PIECE世界なら、その言葉通り死んでいないという事があるかも知れません。
しかし、そうではない可能性として、
『オレの意思は死なねぇぜ』
という意味であったのかも知れません。
なら、『オレの意思』とは?
甲塚の妄想(笑)
ロジャー曰く、
『世界はひっくり返してやった…オレの役目はここまでとさせてもらうぜ…ひっくり返った世界を煮るも焼くも、クソ世界政府なんて眼中にねぇ自由を求める奴らの好きにすりゃあいい…まあ、オレがあそこに置いてきた世界の全てをを手にする奴が現れりゃ、世界政府なんてぶっ飛んじまうだろうがな…ガハハ!』
みたいな(笑)
『オレの意思』とは、『自由を求める心』の事ではないかと思うのです。
人間は何かに『支配』される事を嫌いながらも、その『支配』に依存する部分もある矛盾した精神性をもっているものです。
また、何か抗いがたい大きな存在に対し、それが間違っているとわかりながらも、行動を起こす勇気を出せない事もあります。
我々の世界にしても、ONE PIECE世界にしても、それは同じであると思います。
ロジャーお意思、しいては『D』の意思とは、人間のそんな弱い部分はお互いが補い合い、前へ進む力に変えて、大切な何かを勝ち取る為に戦う精神の事であるのかも知れません。
現に、Dの名を持つルフィは傲慢の限りをつくす天竜人を殴り飛ばしました。
ルフィが天竜人を殴ったのは、大したわけもなく、大切な友人を傷つけられたという事に対する激しい『怒り』。
自分の価値観を他人に押し付け、なおかつ、自分の価値観にそぐわない存在を悪であり、汚らわしいと決めつける傲慢。
それに対する『怒り』が『正義』であるのは、誰の目にも明らかです。
おそらく、これが『オレの意思』『Dの意思』の正体かと思います。
まとめ
『怒り』は、人間の魂に火をつけ、凄まじいエネルギーを生み出すものです。
今、ONE PIECE世界では『世界政府』、ひいては『天竜人』に対して闇雲な『怖れ』を抱いています。
その『怖れ』は、『空白の100年』に起こった『何か』が明らかになった時に
『怒り』
に転じる。
『怒り』に燃えた民衆のエネルギーは、たとえ古代兵器を用いたっしても止めらるものではないでしょう。
その口火を切ったのが海賊王ゴールドロジャー…
それが何者かに与えられた彼の役割だったのかも知れません。
海賊王についてはまた書きたいと思います。
この記事でのご紹介は以上になります。
最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。
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